(Revenge of the) United Minds

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ネットだけが友達さ

 今月の初め、親族のお葬式に出席してきました。両親が洋行中だったため、その名代として長男である私が馳せ参じたというわけです。

 私にとっては縁の薄い親族で、通夜だけ出席して告別式などは理由を付けて休むことも出来ましたが、我が亡祖父が大変お世話になった人物との事、喪主の方に私の出席(お通夜だけのつもりだったのだが…)を伝えたところ殊の外喜んでくれた事などを考慮し、式の最初から最後までの出席を決意したのです。

 さすがに私もいい年ですから、これくらいの事は出来なければならないという思いもありました。

 

 しかし、まず喪主の方の電話番号がわからない。香典袋の書き方もわからない。当然、縁の薄い親族なのですからどのような人が来るかすらわかりません。自らの無知を思い知りました。何事も経験だと改めて痛感した次第です。マナーなどに関しては、殆どがネットでの情報収集となりました。

 救いだったのは、私がこの親族の方々を全く知らずとも、あちらは私の存在をしっかりと認識していてくれた事でした。お陰で、忌中払いの最後まで残っていても何の問題も無くコミュニケーションを取る事が出来、途中で言葉少なに早々と退席するような格好悪い真似をせずに済みました。

 

 私の親族では最年長だった故人の冥福を祈りつつ、残された者として何が出来るか、そして何をしなければならないのか。そんな事を考えた月の始めでした。