Should I Pray?
2014J1昇格プレーオフ決勝。我らがジェフユナイテッド千葉は山形に敗戦し、またしてもJ1昇格は成りませんでした。
J2リーグを3位で終えたジェフ。対戦相手の5位がJ1昇格条件を満たさない北九州だったため、準決勝は免除でシードにて決勝へ進出。更に引き分けでも昇格が可能という圧倒的に有利な状況でしたが、それでも叶わず。
試合に関しても言いたい事はありますが、結局は今シーズンの課題が全て出てしまった、という事になるでしょう。チームの大黒柱である山口智の言う通り、相手のサッカーに合わせてしまう。真っ向から受けて付き合ってしまう。それに尽きると思います。
正直に言うと、試合観戦後は2年前の雨の国立の時ほどの絶望と衝撃はありませんでした。月末のツイッター記事に書くと思いますが、様々な形でジェフを愛したり、気に掛けて下さっている人々に出会えた事で幾分気が紛れていたという事もあるでしょう。加えて、今シーズン序盤は中位をキープする事すら危うい成績だった惨状を考えれば、よくここまで持ち直したものだという想いもあります。
しかし今は、J2を戦って5年、更に3年連続でプレーオフに進出しながら昇格を成し遂げられなかったという事実の重さに、ただただ考えを巡らせるばかり。あまりにも高く厚い壁であるJ1昇格ですが、時間は無限でない事も忘れてはいけません。
そして今日、衝撃的なリリースがクラブから行われました。
契約満了選手のお知らせ | 新着情報 | ジェフユナイテッド市原・千葉 公式ウェブサイト
古巣をJ1に昇格させるために復帰してからは絶対的なDFの中心となり、常に厳しい発言でチームの体質に警鐘を鳴らし続けてきた山口智が、ジェフを去る事になりました。
戦力の見直しという点を考えれば、断片的な情報だけで安易にクラブを批判するのはあまり賢明とは思えません。しかし、恐らくは現役生活の晩年に差し掛かっているであろう智と共にJ1に昇格し、彼の花道を飾ってやりたかった。それは紛れもない本音です。
個人的に非常に思い入れの強い選手だけに(現在の所属選手でユニフォームに背番号と名前を入れるのであれば、間違いなく彼のものを入れるつもりだった)、この報は大変にショックなものでした。昨日の試合同様に、自分の中で消化するのには長い時間がかかりそうです。
これがJ2に残留するという事なのでしょう。今後もこのようなニュースは続くと思われます。昨夜、試合後に真っ先にゴール裏に挨拶に来たエース森本にも、恐らくは何らかの動きがあるのだと思われます。
来期も、出来る限り関塚監督の望む戦力を揃えて戦いたいものですが、果たしてどうなりますか。
昇格失敗の記事が年末の恒例になってきているのは、何とも悲しいものですね。