わたしが選ぶ名曲ベスト10 洋楽変
続きです。
1位 I Wouldn't Normally Do This Kind of Thing いつもはこんな僕じゃない
"Very"
2位 I Didn't Get Where I Am Today
3位 Liberation
4位 A Different Point of View
5位 Shameless
6位 Did You See Me Coming?
7位 Home and Dry
8位 Birthday Boy
9位 London
10位 Pandemonium
最初に聴いた傑作『Very』関連曲が4曲。『Release』から3曲、『Yes』から2曲とこれまた偏っています。どれも名曲なので、異論は認めませんが。近年の作品では、『Yes』は一番好きなアルバムです。 自分はクラブカルチャー的な楽曲ではなく、英国らしいひねりと影を併せ持つ、美しいメロディを彼らに求めているようです。
ちなみに、10曲中6曲がジョニー・マー参加作品。意図してこのような結果になったわけではありませんが、決して偶然ではないと思います。
1位 My Big Mouth
"Be Here Now"
2位 Lyla
3位 I'm Outta Time
4位 Love Like a Bomb
5位 Keep the Dream Alive
6位 I Believe in All
7位 A Bell Will Ring
8位 Won't Let You Down
9位 Songbird
10位 Supersonic
なんと、メイン・ソングライターのノエル作品がたったの3曲。8曲が直近2作(シングルのカップリングも含む)からの選出と、完全にオウェイシス・ファンに喧嘩を売っているような結果になってしまいました。自分でも大変困惑しています。リアム曲が半数を占めるとは…ロッキング・オン編集部から苦言を呈されそうですね。
この際だからはっきり書いてしまいますが、私はOasisよりBeady Eyeの方が好みです。そう考えれば、この選出にも自分で納得がいくというもの。
Madness
1位 Michael Caine
"Keep Moving"
2位 The Return of the Los Palmas 7 ロス・パルマスの報告
3位 House of Fun
4位 Night Boat to Cairo
5位 The Liberty of Norton Folgate
6位 The Sun and the Rain
7位 Lovestruck
8位 Sign of the Times
9位 Elysium
10位 Victoria Gardens
Pet Shop Boysの項で書いた事と似たような内容になってしまいますが、私は2トーンスカの旗手として尖っていた頃の作品より、音楽的に成熟し、英国ポップの王道を往く楽曲を作り始めて以降の彼らが好きなようです。
数年前に出た旧作のデラックス・エディションで一番印象が変わったのは『Keep Moving』。最初に聴いた時は地味でインパクト不足に感じましたが、くっきりと再結成後の作品群に繋がる線が引かれているのがわかります。再結成後の作品はどれも好きですが、そこに至るための要素が全て詰まった深くてクールなアルバムだという事にようやく気付いたのでした。
Jason Falkner
1位 Lost Myself
"Bliss Descending"
2位 Say It's True
3位 Author Unknown
4位 Stephanie Tells Me
5位 This Time 09 ver.
6位 Y.E.S.
7位 ...Nobody Knows
8位 Maybe the Universe
9位 Holiday
10位 Miss Understanding
TV Eyesの曲は含めていません。殆どの楽器を一人でこなしてしまうマルチ・ミュージシャンの彼の楽曲はパーソナルな面も強いのですが、あくまでパワーポップ的な力強さで外に開かれた音楽として成立している事が魅力です。基本的に、そういった感じのアップ・チューンが好きで今回も選出しています。
1位に選んだ曲は、4曲入りのミニアルバムに収録されています。2回観に行った彼のライヴでも演奏されず、地味な扱いになっているようですが、ドラマティックな展開が名曲の風格を漂わせています。一度、生で歌っている姿を観たいなぁ。5位は(現在のところ)最新アルバムの日本向けボーナストラックですが、原曲よりも好きです。