Twitter and the Monkey Man November & December 2015
二ヶ月分の合せ技で更新。まだ12月が終わっていませんが、こんなものでしょう。
現在は軽くネット断ちをしてSWEP7のネタバレを防いでいます。見たくない情報を少しだけ覗いてしまった気もしますが、気のせいだと思うようにします。
駅への道すがら、PC片手に大声で一人喋りする男性。どうやらニコ生(正確にはわからないが)の配信中らしい。生まれて初めてこのような場に遭遇した。この辺りにネタになるような場所があるのだろうか?自分には思い付かない。とにかく声が大きいので、かなり異様だった。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) November 5, 2015
ニコ生という文化に触れる事無くここまで生きてきましたが、当然それが何であるかくらいは知っています。
よって、このツイートに書いた男性もニコ生なのかどうかはわかりませんが、ストリーミング放送を行っていたであろう事は確実です。声を張り上げて視聴者に状況説明をしているようなのですが、それが静かな住宅街に響き渡って異様なムードが漂っていました。私が長年住んでいる街なので、「~に行ってみた」的なネタになるような場所はどこにもないと思うのですが、本当に何が目的であそこにいたのか、自分には全く分かりません。
ただし、自分も昨年まで行っていた音声ファイル企画にて「一人喋りする怪しい男」とかなり訝しげな目で見られていたので、あまり人の事は言えません。もっとも、あれほど大きな声で話せるような度胸はありませんでしたが…だから中途半端に終わってしまったのだ、と言われても反論は出来ません。いずれにせよ、人に迷惑をかけないのが一番ですね。
かつて、マン・ユナイテッドがトレプルを引っ提げて来日したトヨタカップ。その日テレ中継の試合後インタビューで、通訳も兼務していたラルフ鈴木が「ブライアン・ギグス」と連呼していて不安になった記憶がある(正しくはライアン・ギグス)。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) November 5, 2015
当時、このミスを指摘してもわかってくれる人間は(元相棒の)ジョニー馬論しか存在せず、「だから何?」程度の反応が返ってくるのが精一杯でした。現在はこうしてSNSで誰かに目にしてもらえるようになったわけで、あの頃とは随分違う世の中になったものだと今更ながら実感しています。
今日診てもらった眼鏡士の人の言葉。「あなたの眼は、他の人とは違う見え方。ボールが取れない、ボールがバットに当たらない、距離感が図り辛い。そんなの当たり前です。それはあなたのせいじゃない、あなたが悪いんじゃない」。ビジネスライクに診察が終わると思っていただけに、不意打ちだった。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) December 7, 2015
物心ついてからずっと今まで、何人もの医師に診てもらってここまで生きてきたけど、こんな言葉をかけてもらったのは生まれて初めてだ。球技が苦手で、体育の時間が憂鬱だった小学生の頃の自分に聞かせてやりたい。もう授業で運動する事なんてない今の自分でも、ちょっと嬉しかったくらいだ。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) December 7, 2015
まぁ、そんな自分に嫌気が差したからこそ(当時の地元の人間からすると)いち早く音楽に目覚めた、というのもまた事実だけど。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) December 7, 2015
体験してきたのは自分自身だけなので、私が受け続けてきた治療やそれに関する歴史に関しては、なかなか自分以外の人には理解しがたいと思われます。特に小学生時代は筆舌に尽くしがたい体験の連続で、私にとっては非常に憂鬱そのものでした。視力が悪いのだから、視力検査をしても良い結果が出ないのは当たり前なのですが、それを責められたりもしました。
勿論、家族も必死だったのだと今では理解しています。しかし「とにかく見えない自分が悪い」と少年の日の私が自分自身を責めるのは避けようがありませんでした。視力の悪さに起因する体育の授業での失態の数々も、それに拍車をかける結果に。保守的な地元のメンタリティに、“とにかく運動神経の良い奴がエライ”という小学生のプリミティブな感性が加われば、周囲から嘲笑の対象になるのは避けようがありません。
だから今回、眼鏡士の方にこういった言葉をかけてもらえて嬉しく思ったのと同時に、何故今までこういった優しくわかりやすい説明をしてくれる医師がいなかったのか、今更ながら疑問を抱いています。かなり簡単な理屈のように思えるのですが、そこまで患者に気を使う義理も無いという事なのでしょうか?本当に、あの頃の自分に聞かせてあげたい言葉でした。
同時に、自動車免許取得に関してもこの方はシンプルに、かつ丁寧に色々と教えてくださいました。物心ついてからずっと眼科通いを続けていますが、この日ほど目から鱗が落ちた日はただの一度もありませんでしたね。今までの診察は一体何だったのだろう…少々複雑な気分です。
恐らく文献には残っていない坂本龍一がTHE JAMを攻撃した貴重な証言。そして得難いクラッシュのイラスト。 pic.twitter.com/J1froOsO90
— スタックス (@BonkuraResort) December 2, 2015
大昔にネットの片隅で見かけた書き込みが、真実だったと分かった瞬間。こういう体験は楽しいものです。 https://t.co/gZJvmJPk2Z
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) December 15, 2015
確か私が初めてThe Style Councilを聴いた頃だったので今から12~3年前だったと思うのですが、ネットの片隅で「幸宏はスタカンは好きらしいが、ジャムは嫌いらしい。昔ラジオでそう言っていた」という内容の書き込みを見かけたことがあり、以後ずっと頭の中に残っていたのですが、ネット上で見かけた有益な情報によってその内容が事実だった事を知り、非常に興奮しました。
しかし、その書き込みの主は間違いなく放送を生で聴いていたわけで、そう考えるとリアルタイムYMOという事で結構なお年の方という事になりますね。
『A Christmas Gift for You from Phil Spector』はアブコから出たCD(調べたら1989年発売)しか持ってないけど、それ以後リマスターはされたのでしょうか。昔読んだビートルズ本では、アップルからも再発リリースされたそうですが。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) December 15, 2015
「再発リリースされたそうですが」などと書いていますが、アップル版はジャケ違い、しかもスペクター本人がサンタコスをしている有名なものでしたね。このジャケットでデラックス・エディションでの再発をしてくれないでしょうか。ボーナス・マテリアルになるようなトラックが見つからないかもしれませんが。
最後になりましたが、水木しげる先生の追悼をお祈り申し上げます。
『ゲゲゲの鬼太郎』に対する想いは今までも何度も述べてきたので繰り返しは書きませんが、私にとって最初に尊敬した漫画家が水木先生でした。水木先生と藤子不二雄の両先生を抜きに、私の小学生時代は語れません。
私が所有する鬼太郎本で、現存している中では最古のものから引用。
水木先生ご自身も霊界郵便配達夫役で出演された、『鬼太郎』実写ドラマ版からの一枚。
この本を私が買ってもらった時は既に放送が終了していた後だったので、どのような内容なのかはわかりません。ねずみ男を竹中直人が、砂かけ婆を由利徹が演じていた模様。吸血鬼エリートの持っているギターが、アコースティックではなくマイケル・シェンカー・モデルのフライングVなのは時代でしょうか。
この本も、とにかく何度も読み込んで相当な年季が入っており、あまり乱暴に扱う事は出来ません。今回久々に開いてみましたが、やはりページ毎に様々な記憶が蘇ります。水木先生、今までありがとうございました。