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(Revenge of the)United Minds

Talkin' 'bout Music, Football(JEF United Chiba) and More.

劇場公開終了とTV放送終了?そりゃコトだ!

 SWEP7の劇場公開が、昨日3/25で終了したようです。もう一回くらい吹き替え版を観ておこうかなとも思っていましたが、実際に劇場に足を運ぶ事はありませんでした。

 それなりに忙しかった事も理由の一つですが、このブログに作品の感想を書いた時と少し捉え方が違ってきているせいでもあります。

 

 その原因の多くは、今月いっぱいまでテレ東系にて放送されていた(来週が一応の最終回)スピンオフアニメ『反乱者たち』があまりにも面白い作品だった事。

www.disney.co.jp

 昨年末のシーズン1放送時から友人に薦められていた作品でしたが、今年に入ってようやく視聴を開始。いやはや、驚きましたね…SWの3Dアニメに外れがない事は既に『クローンウォーズ』シリーズで証明済みですが、予想していたハードルを軽く飛び越えていく素晴らしい作品でした。

 

 強いフォースを持つ少年エズラ、クローン大戦の生き残りジェダイであるケイナン。この師弟を中心に、それぞれの過去を持つ個性溢れるメンバーで構成された“ゴースト”の面々が、強大な銀河帝国の打倒を願い、僅かな希望を信じて戦いを仕掛けていく。

 “ルーク3部作”(EP4~6)のような血湧き肉躍るスペースオペラでありながら、“アナキン3部作”(EP1~3)のドラマティックな世界観と物語を受け継いでいる。いわば、SWという作品の良い所取りのような作品。

 何より、EP7において顕著だった“アナキン3部作”の否定を行わず、しっかりと地続きのストーリーでリスペクトを感じるところ。ここは大きな違いです。

 オーダー66下のジェダイ聖堂にて、オビワンが苦難にある仲間達に送ったメッセージ。思念体として若き(そしてかつての)パダワンを導こうとするヨーダ。更にはキャプテン・レックスやアソーカの再登場…“アナキン3部作”や『クローンウォーズ』に思い入れがあればあるほど心を揺さぶる仕掛けが随所にあり、その度に感涙に咽んでしまう。これは本当の話です。来週の最終回でどれだけ涙を流してしまうのか、今からちょっと怖い…。

 勿論、EP4以降の“ルーク3部作”への種もしっかりと撒かれています。EP6にて登場した反乱同盟軍の戦闘機Bウイング、その開発プロジェクトである「シャンティポール計画」。プリンス・シゾール率いる犯罪組織ブラックサンの影。今までスピンオフでしか語られていなかったエピソードも次々にピックアップされており、EP4までわずか5年後だという時代設定を強く意識させるシナリオ。本国USAにて継続中のシリーズでは、いよいよレイアも登場するようです。

 SWサーガの物語がしっかりと繋がっている。そう感じられる作品は、間違いなくEP7より『反乱者たち』である。これが今の私の見解です。

 

 前述した友人と前に話した時、かつてのスピサンの相棒が書いた記事を見せて「EP2が一番好きな奴って、ちょっと変わってますよねぇ」と少し茶化すように言ったところ、その若き友人は困惑の表情を浮かべ、次の言葉に困っていました。

blog.goo.ne.jp

 つまり、彼にとっても『EP2』がフェイバリット・エピソードだったという事。彼にも、そして馬論にも失礼な発言でした。

 友人曰く、「結局、クローン戦争の時代が好きなんですよねぇ」。まさにクローン大戦が始まり、ジェダイ達がヒーローとして戦いに身を投じていく。そのスタートが『EP2』なのだと。

 『EP3』も勿論好きだが、悲劇的な結末は既に知っていた事だし、高揚感には欠ける、と。この辺りも馬論と共通していた意見でした。

 私はその意見に耳を傾けながら、内心深く頷いていました。クローン大戦の時代のSWが好き。つまり、私のSW観もまさにその通りなのではないかと。

 比較的単純だった勧善懲悪スペースオペラだったEP4~6と違い、EP1~3は若き天才アナキンの転落の物語。まだジェダイ華やかなりし時代の共和国を舞台に、深謀遠慮を巡らすパルパティーンの政治劇。そして、旧作の華麗な宇宙戦に比べあまりにもフィジカルで剥き出しな“戦争”がクローズアップされている。

 あくまで「宇宙戦争」を望んだ多くのファンと違い、私はドラマティックなクローン戦争と“アナキン3部作”に酔いしれました。それが『ファンボーイズ』『ピープル vs. ジョージ・ルーカス』的なSWファン像への違和感を生じさせる事になるわけですが、「一般的なSWファンと自分は何が違うのだろう?」と愚にもつかない事をEP1の悪評以来ずっと考えていたわけです。それは非常にシンプルな理由、「クローン大戦の時代が好き」という事だった。友人の一言で、今更ながらそれを気付かされました。現在のSWファンにおけるEP7に対しての論争についても、この点から私なりのステイトメントを出せるかもしれません。ソフト化された後、再びこの問題については取り上げたいと思います。

 

 ちなみに、友人はEP7鑑賞後に「『反乱者たち』の方が好みだった」と私に伝えたかったようですが、私が同アニメ作品をまだ観ていなかったために言及を避けたそうです。薦められた時に観ておかねばならぬ、と学んだ一件でした。申し訳ない。