(Revenge of the)United Minds

Talkin' 'bout Music, Football(JEF United Chiba) and More.

愛の六弦展覧会 Vol.2

 太古の記憶。

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 「Vol.1」と題しておきながらその後一切このタイトルで記事を書いていなかったので、10年越しに次の記事を書いてみる。

 しかし10年か…そんなに時間が経っているとはとても思えないな…。

 

 先日、親が友人からギターを2本もらってきた。当初は固辞したらしいが、「このままだと捨てるだけだから」と言い渡されたらしく、根負けして引き取ってきたとか。

 私に「両方とも持って行ってくれ」と言っていたのだが、もう我が部屋にはギターを置くスペースは無い。近しい人なら、私がギターを減らそうと試みていた事を知っているだろう。せっかく1本を人に譲渡したのに、この期に及んで2本も増やすわけにはいかないのだ。

 

 2本のうちの片方は、あまり聞いた事の無いブランドだった。

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 尖ったカッタウェイが印象的で、HSHというPU配置もレイト80's~アーリー90'sな香り。

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 ヘッドをよく見ると、「KAWAI」「SCHALLER」という見慣れたメーカー名が。このヘッドロゴの通り、河合楽器がシャーラーと協力して販売していたギターブランドらしい。

 検索してみると、これは1990年のRockoonカタログに載っているRA-65というモデルだとか(有志の方に感謝)。この時期の多PUモデルによくあったコイルタップ機能も搭載しているようだ。値段(6万円台)を考えるとスチューデント・モデルの範疇だろうが、この価格で本当にシャーラーのパーツを使っているかどうかはわからない。一応、カタログによればネックはシャーラー製らしいが。

 

 1990年といえば、私は秋頃から年末にかけて希望楽器をシンセサイザー(当然ながら小室哲哉YAMAHA EOS B-200)からギターに変更しだした頃。千葉の島村楽器にカタログがあれば絶対に見ているはずなのだが、本当に今の今までこのブランドの事は知らなかった。それだけYAMAHA信仰が強かったのか、それとも田舎のガキの目にも留まるようなプロモーションを河合楽器が出来ていなかったのか…。

 いずれにせよ、ギター関連雑誌でもこのRockoonが取り上げられていた記憶がない。あれだけ熱心に読み込んでいたのだから、いくら何でも私の記憶力や注意力だけに原因を求めるのは少々無理がある気がする。例えば、もうちょっと有名なギタリストなりベーシストなりのシグネーチャモデルを製作していれば知名度も違ったのだろうが。

 全然関係ないけど、仙波清彦在籍時のT-Square(当時はThe Square)のアルバムにも『Rockoon』というタイトルがありましたね。T-Squareについてもそのうち語ろうかな…正直、当時聴いていた他の音楽に比べると、現在は殆ど思い入れがないのだけれど…。

 

 閑話休題。このギター、そこの家の娘さんが元々弾いていたものらしい。状態が非常に良いので、殆ど弾かずに放置されていたと思われる。女子が使用するギターらしくショートスケールなので、「短いし、なかなか弾きやすいんじゃない?家でパッと手に取って弾くには良いと思うよ」と楽器屋時代以来のスキルを発動。このギターに関しては実家に置いておく事に成功した。