(Revenge of the)United Minds

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バトルシップ艦隊など!

 2回に渡ってMadness来日公演の事を書いてきたが、この間に『Rogue One』のソフトが発売となった。

 あまりにも熱狂しすぎたために、さすがに最近は落ち着いてきたが、現物が届いてから1週間は毎日繰り返し観ていた。寝ようと思っても、思わずディスクに手が伸びる…そんな日々。

 

 BD×2・DVD×1のNetflixという方式での購入は初めて。DVDは不要!と普通のユーザーが思う気持ちはわかるが、未だBDプレーヤーを持っていない私からすれば非常にありがたい措置である。BDは、実家に帰省した時に何度か観た。

 そして何より、メイキング映像にルーカスが登場しないSWの映画作品の購入も初めてである。いるべき場所に最重要人物がいないのには戸惑いもあり、寂しさもあるが、慣れていかなければならない。数シーンだけ姿が映ったり、たまに話題が出ると少しホッとしたりもしたが。

 

 それにしても、ボーナス・マテリアルが非常にお粗末。かつてのルーカスフィルム20世紀フォックス時代のDVDに比べるとかなり少なく、不満が残る。

 そもそも、予告編映像からして本編に使われていないマテリアルが多数。この作品が急遽撮り直しされたというのは既に公開前から報道されていたが、それらがまとめて観られるのではないかと楽しみにしていた。

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 このように詳細にまとめてくれた記事もあるが、多くのファンは初鑑賞後に「そういえば、シタデルタワー頂上でジンがTIEファイターと対峙するシーンってあったっけ?」「AT-ACTは凄いインパクトだったけど、その襲撃から逃げるだけじゃなくて立ち向かっていく場面が本編になかったような気がする」と思ったはずだ。勿論、私もその1人である。

  そもそもスカリフ戦は別のストーリーだったという事が明らかになってきているし、ストーリーの根幹を揺るがしかねない部分なので例えボーナス映像としても収録不可、という事なのかもしれないが。とはいえ、未収録は到底納得出来る処置ではない。

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 今回の『ローグワン』に関して、一番の不満点はここである。

 

 さて、リピート再生するうち、映画館では冗長に感じていた作品の前半部分にもしっかりとした意味がある事がわかってきた。それと同時に、ストーリーの辻褄合わせ等に疑問を感じていた部分も、補完出来るようになった。

 映像ディスクを最初に観た直後、すぐさまこのブログにメモした内容をそのまま公開したい(特に知識の裏付けを取っていないので、あまり真剣に受け取られても困るが)。

 

Q. カフリーンの環のシーンって必要?
 A. 反乱同盟軍諜報部所属であるキャシアンの非情さを表現した。

 危機的状況においてデメリットしか生まないのであれば味方でも殺す。このシーンがあったからこそ、イードゥーでのゲイレン暗殺を躊躇った心境の変化や、クライマックス近くでの「今まで汚い仕事ばかりしてきた」という台詞の重みが増す。その説明的なシーンである。


Q. デストルーパーが途中から戦闘に加わったのは何故?
 A. 帝国地上軍所属のストームトルーパーと違い、デストルーパーは帝国情報部所属のエリート集団であり、クレニック長官が直接率いる分隊だから。

 物語冒頭のラムー上陸シーンでデストルーパーしかいなかったのは、クレニックの護衛任務のため。その後、イードゥーやスカリフへ彼が移動した際にも随行している。スカリフでの戦闘中、「私の護衛も使え」というクレニックの台詞の後にデストルーパーが実戦へと投入された。最初から戦いに加わっていなかったのはそのため。
 
Q. チアルートとベイズがローグワンの一員として戦った理由は?
 A. 帝国にウィルズの寺院を壊されたから。

 フォースの信者であるチアルートにとって帝国は滅ぼすべき存在であり、彼と腐れ縁のベイズにとってもそれは同様。帝国のパイロットスーツを着たボーディーをソウ・ゲレラのアジトで発見した際、ベイズが掴み掛かっていたのが帝国に対する恨みを表している。

 ちなみに、「ウィルズ」はジョージ・ルーカスのSW草稿の序文に登場した『ウィルズ銀河史』と何か関係があるのではないかとファンの中でも考察が行われている。

 

Q. ジンが命を賭けてまで戦う意義が希薄じゃない?

 A. 単純に「親の敵」。

 幼少時に母のライラを目の前で殺された上、父ゲイレンの自由を奪われ兵器製作に加担させられた。一家を離散させられただけでなく、両親の命を奪われた以上の理由は必要ないはず。そして、父の最期の頼みが「デススターの破壊」だった。動機付けとして何の問題も無い。

 ちなみに、ボーディーが戦う理由もゲイレンと出逢ったためだが、さすがにこちらは説明不足感があるのは否めない。小説等で補完されるのだろうか。

 

 ひとつひとつ見方を変えていくと、少し退屈に思えるシーンにも意味はあると思えてくる。それでも、ソウ・ゲレラのアジトでのシーンはちょっと長い気もするが…。

 しかし、イードゥーでの反乱同盟軍による襲撃は、帝国だけでなく彼らにもダーティーかつ統率が取れていない一面があるという事を示した画期的な場面であると思う。反乱同盟軍の闇、それはルーカスが(敢えて)描写してこなかった一面だ。「Wars」なのだから、どちらかが一方的に正義ではない。それを表現したという意味でも、この『ローグワン』が納得のいく作品であったという私の評価は揺るがない。

 

 次回もSWネタで更新の予定。