(Revenge of the) United Minds

Talkin' 'bout Music, Football(JEF United Chiba) and More.

2018 買った新譜から10枚

 もはや、年明けまでずれ込むのが既定路線と化してきたこの恒例企画。買ったものの中から10枚をリリース順に挙げます。

 

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Blood - Rhye

 

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Golden Hour - Kacey Musgraves

 

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The Beaniks - Exitentialist a Xie Xie

 

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7 - Beach House

 

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Love is Dead - Chvrches

 

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Hell-on - Neko Case

 

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The Future and the Past - Natalie Prass

 

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44/876 - Sting & Shaggy

 

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Be the Cowboy - Mitski

 

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The Blue Hour - Suede

 

  昨年発表された新譜のうち、私が購入したのは12枚でした。うち1枚は先週届いたので完全に滑り込みです。一応、これだけは押さえておきたいと思うアルバムは買っておけたので、この数でも十分満足です。去年より1枚多いので。
 今後もランキング形式での発表を行う予定はありませんし、10枚+αしか買わない新譜に順位付けというのもナンセンスであるように思います。それが金銭面が原因なのは勿論ですが、単純に昔ほど胸を焦がすような音楽との出逢いが少なくなった事が大きいです。加齢による感性の磨耗である事は否定しませんが、それなりに様々な音楽を聴いてきたせいで驚きを感じる事が極端に少なくなった事が個人的には最大の理由です。

 

 そんな状況下でも、数は多くないですが今後も聴いていけるようなお気に入りの音楽との邂逅もありました。2018年では、Natalie Prassがそれにあたります。


Natalie Prass - Short Court Style (Official Video)

 英国SSWではありますが、ギターを爪弾いて内省的な歌を披露するわけではなく、ブラック・ミュージックをベースにアップデートされたポップ感覚をあっけらかんと披露している感じが素晴らしいです。ランキングは付けないと前述したばかりですが、昨年の新譜から1枚だけ選ぶなら、間違いなく彼女のアルバムです。

 

 全く意識していないのですが、彼女を筆頭に10枚中6枚(購入した作品中では12枚中7枚)と半数以上が女性ミュージシャン(バンド内でメインヴォーカルを担当している例を含む)の作品となりました。今まではそれほど聴いてこなかった女性ミュージシャンの作品に、私は「新鮮さ」を見出しているのかもしれません。

 

 他にも、しなやかな歌が心地良いKacey Musgraves(従来のファンには不満もある作品らしいですが)。


Kacey Musgraves - Butterflies (Official Music Video)

 

 Pitchforkでも高く評価されたMitski(日米ハーフ)など。


Mitski - Nobody (Official Video)

 

 Beach HouseはAmazonがしつこく薦めてくるので買いましたが、バンド名に見覚えがあるのが気になりました。


BEACH HOUSE - "PAY NO MIND" (OFFICIAL VIDEO)

 調べてみたら、2012年に彼らのアルバムを買っていたようです。

blog.goo.ne.jp

 どこかに書いた記憶もありますが、この年はAmazonにドリームポップ系のバンドばかりおすすめ表示され(推測だが、My Bloody Valentineのリマスター再発を全て買ったのが原因)、それに乗せられるままに聴きまくっていたら完全に飽きてしまったという過去があります。彼らのアルバムも含めて殆どを手放し、しばらくその手の音楽を避けていました。
 あれから6年、巡り巡って再びBeach Houseの新作を手にする日が来るとは思いませんでした(DL購入だけど)。何らかの縁を感じる出来事です。

 

 ちなみに昨年買った再発ものはシリア・ポール『夢で逢えたら』とThe BeatlesThe Beatles and Esher Demos』。後者は購入日が昨年のクリスマスと2018年もギリギリのタイミングでしたが、実は昨年最も感銘を受けたのはこの作品のリマスター&リミックスに関してでした。いずれ、何らかの形で記事に出来ればと思っています。ジャイルズ・マーテイン、再発仕事に関しては親父に並んだかも…凄いです。

 

 今年も、心躍るような音楽との出逢いを期待しています。