(Revenge of the)United Minds

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You really have it bad for the Falcon, don't you?

 1月末に、ようやく『Solo』のMovieNEXを購入しました。

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 既に映画の感想は書いてしまっているので、特にこれ以上付け加える事もないのですが、意外にも観る度に新たな魅力が発見出来るスルメ映画だと感じます。
 劇場鑑賞時は少々混乱していたクリムゾン・ドーン、パイク・シンジケート、クラウド=ライダーズといった組織名が頭の中で整理され(エンフィス・ネストが人名でなく組織名だと思っていた)、各アウトロー達の抗争が楽しめるギャング・ムービーとしての面白さ。重力井戸など古典的なSFの香り漂う正統派スペースオペラとしてのワクワク感。ハンやチューイ、ランドの"その後”に通じる交流や台詞回しの妙…など、エンターテインメント映画としてじっくり楽しめる。

 

 購入直後に体調不良等に見舞われたせいで、そんなに何度も繰り返し観た訳ではありませんが、今のところは吹替版の鑑賞オンリーです。
 それは勿論、劇場では字幕版しか観られなかった事が理由として大きいのですが、やはり自分がTV放送で洋画の吹替版を観て育った世代であり、愛着を感じているというのは否定出来ません。若々しく新たなキャスト達はどの人物も違和感はなく、個人的には不満が無いです。
 そんな中で唯一旧作と共通したキャストなのが、ある意味でこの映画最大のサプライズだったモール。あの渋く低い声が、『クローン・ウォーズ』や『反乱者たち』で暗躍し、しぶとく生き残った元・暗黒卿その人だと強く実感させ、この点において吹替版は字幕版を上回っていると感じました。
 ちなみに、モールは戦闘集団の母星マンダロアを乗っ取り(オビワンを愛していた統治者・サティーン公爵まで見せしめ的に殺害)、弟のサヴァージ・オプレスと共謀してオビワンへの復讐を企てたものの、かつての師であるダース・シディアスの逆鱗に触れ野望を打ち砕かれました。この時に暗黒卿としての名である「ダース(Dark lord of the Sith)」を捨てているので、「モール」とだけ呼ぶのが現在の正式名称…と本人が『反乱者たち』の劇中において宣言しています。

 

 閑話休題。お楽しみの映像特典は、キャスト座談会以外はドキュメンタリーやカットシーンなど、ルーカス時代のものに非常に近い…といっても、私は『EP7』『EP8』のソフトを持っていないのでそちらには入っているのかもしれませんが、少なくとも所有している『ローグワン』のソフトでは不自然なくらいカットシーンが一切収録されていません。

 個人的に一番の見ものだったのはキャスト座談会。監督であるロン・ハワードがなかなかの名司会ぶりを見せてくれるし、ベケットのよき理解者だったヴァル役のタンディ・ニュートンの母は故郷ジンバブエで本当のレジスタンスとして戦っていた女性であり、見た目もスピリットも彼女をイメージしてヴァルを演じた…というエピソードは胸に迫るものがありました。

 最も驚いたのは、ルーカス自身が撮影場を訪れ、そのシーンがドキュメンタリーに使われていた事です。ひねくれた性格なので、どうしても「『EP8』が失敗したからこそのルーカス回帰へのディズニーのアピールか?」などと考えてしまうのですが、ともかくも見慣れた顔の創造主が久し振りに観られたのは嬉しかった。ハンの仕草について、ほんの一言だけハワードにアドバイスしたという逸話も、『アメリカン・グラフィティ』からの両者の長い付き合いを感じさせて心温まるものでした。

 

 私がこの作品を観ている間、本編とされる作品の完結エピソードの公開日が決定したようです。

www.cinematoday.jp

 正直に言えば、もうさっさと終わらせてほしいというのが本音ですが、私はちゃんと劇場で見届けようと思っているのは以前も書いた通り。旧作はおろか、EP7で張った伏線や設定すら木っ端微塵に破壊されたサーガにJ.J.エイブラムスがどう幕を引くのか。様々な面で注目しています。