ステイツ・オブ・マインド
『Live at the BBCVol.2』同様、知らない間に発売が決まっていた模様。
「ビートルマニア」の50周年記念『THE U.S.BOX』、1月発売 (BARKS)
THE U.S. BOX (初回生産限定盤)(豪華BOX仕様)
- アーティスト: ザ・ビートルズ
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2014/01/22
- メディア: CD
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来年1月発売だとか。ビートルマニアには嬉しい悩みがまた一つ増えたといったところでしょうか。私は買う予定はありませんが…。
ツイッター上で見かけた情報によると、基本的にUSマスターは使わずに、2009年にリマスター済みのUKマスターを使用するようです。だから、単に曲順を当時のUS仕様に並べ替えただけ。
勿論、『A Hard Day's Night』と『Help!』はビートルズ名義ではない純粋な劇伴も収録されている水増しアルバムなので、そこら辺のオリジナル・アルバム未収録曲はUSマスターでの収録になるとは思いますが。
要するに、USオリジナルのミックスは使われない可能性が非常に高いとの事です。擬似ステレオも当然オミットとか。だったら、これをわざわざ買う必要ってあるんだろうか…前述のサントラ曲目当て?それもなんだかなぁ。
US編集アルバムはバラ売りもするようですね。Amazonだと、どれも3000円超えの強烈な値段が付いていますが…ヘビーなコレクターの人以外に需要はあるんでしょうか?
大体、2000年代中盤に出たこれは一体なんだったんでしょうか、って話ですよ。
The Capitol Albums Vol.2 (Long)
- アーティスト: Beatles
- 出版社/メーカー: Capitol
- 発売日: 2006/04/11
- メディア: CD
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結局、私はこれも買ってませんが…ミックス違いのために数万単位の出費を出せるほど裕福じゃないんだよなぁ。こっちのキャピトル・ボックスは、USボックス発売の影響か値段が暴落してますが。
とりあえず、ビートルズ本体の唐突なリリースはもういいんで、早いところジョージの次のリリースをお願いします。
以下、続き。
そういえば、先日テリー・ホール(元The Specials)がデイヴ・スチュアート(元Eurythmics)と組んだユニット、Vegasの唯一のアルバムを入手しました。
大物二人のユニットにも拘らず、このアフィリエイトを貼るのも色々と面倒だったくらい(普通に「Vegas」で検索しても、はてなのAmazon検索に引っ掛からない)情報が不足している作品なので、色々と検索してみたらいがこんな記事がヒット。
ジェリー「まだスペシャルズに復帰できるチャンスはあると思ってる」 (RO69)
まさに、私が来日公演を観に行ったあの時期の記事。何故中心メンバーである彼が再結成に参加していなかったのか不思議だったのですが、このインタビューで謎が解けた気がします。
「再結成にあたって開かれたミーティングに、僕は呼ばれもしなかったんだよ。
(中略)
ギタリストのリンヴァル・ゴールディングから電話があって、『ローリング・ストーンズの(元ベーシスト)ビル・ワイマンのように』僕は必要ないと言ったんだ。
(中略)
僕は、スペシャルズの歴史や伝説を守り続けたいんだ。あの当時のステータスや、政治的な影響力を受け継いで、質の高いライブやレコーディングをしたかったんだ。懐かしいだけの、陳腐な再結成をして、小さいライブをこまごまとやるのは嫌だったんだよ。 そしたらジョン(西園注:ドラマーのジョン・ブラッドバリー。The Specials解体後にジェリーが率いたSpecial AKAにも帯同)が、リコー・アリーナでやりたいっていう希望を却下して、僕は再結成のメンバーから省かれたんだ。
(中略)
だけど、こんなことになりながらも、僕はまだスペシャルズに復帰できると思っているし、メンバーとも和解できると思っているよ」
音楽的に主導権を握っていた彼がこんな扱いを受けているとは、切な過ぎるなぁ…メンバーに復帰できる事を信じているのも含めて、非常に切ない。
「懐かしいだけの、陳腐な再結成をして、小さいライブをこまごまとやるのは嫌だったんだよ」という発言は私も同意ですね。再結成したからにはクリエイティブな活動をしてほしいし、しっかり新作も作ってほしいと思っています。元レーベルメイトでツートーン・スカのもう一つの大看板であるMadnessのように。
The Poguesも(これまた中心メンバーの)シェインが復帰してライブをやっていますし、次はジェリーが参加した形での日本公演を観たいものです。