ニウミュージック
最近の悩みは「欲しいと思うCDが少ない」という事です。
音楽に興味を失っているわけではなく、最近の音楽が肌に合わないわけでもない。まだまだ聴きたい音楽も山のように存在しているのですが、いざ購入となると色々な意味でタイミングが合わない事が多い。
あまりにも事情や感情が複雑で一言では上手く表現できないのですが、あえてこの状態を表現するのならば、やはり「欲しいと思うCDが少ない」と書くしかないのです。
とは言っても、iTunesの「最近追加した項目」が空になっていると妙な危機感を覚える人間なので、ネットだけではわからない新たな出会いを求めてディスクユニオンやタワーレコードに直接出向いたりするのですが、「うーん、そこまで無理して買うほどじゃないかな…」と何も買わずに帰る事が非常に多くなってきました。今までの私では考えられない事です。
繰り返しになりますが、これも単純に聴きたい音楽がないわけではなく、前から聴いてみたいと思う音楽を聴き始めるためのタイミングが合わないのです。
こればかりは自分の気持ちの問題なので、誰かにアドバイスを求めるわけにはいかず、ずっともやもやしている状態です。
思えば、高校を卒業してからは毎年何かしらの新たな個人的なブームがありました。特にここ数年は爆発的にハマッたりするアーティストやジャンルがあり、憑かれたように一気にCDを集めてどっぷりと浸る事が多かった。
United Mindsを始めて以降に限定すれば、Moonriders,Cecil,Air(France),Jason Falkner,The Jam,The Police,Cheap Trick,Power Pop,Mod Revival,The Smiths,Suedeなどが挙げられるでしょうか。そういったエモーションが今年は一切起きないのが悲しいです。
とはいえ、来月にはここ10年の中でも大本命リイシューとなるのは間違いないジョージの『Apple Years Box』が待っています。それに向けてじっくりと備えておけ、と天が言っているのかもしれません。