(Revenge of the) United Minds

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単なる正月日記

 元来人混みが苦手で、無意識のうちに密を避けながら生きてきた私。混雑している寺社仏閣への初詣経験は殆どなく、正月は人気の少ない場所で過ごしたいのです。

 

 わざわざウイルスの脅威に晒されに行くほど物好きではないので、今年の正月もいつも通りひっそりと佇む小さな神社を訪ねました。しかも、疫病退散を祈るために三社を詣でる念入りな姿勢。どこもウォーキングもしくはサイクリング・ルートの途中に寄った程度のライトさですが、終息への願いは人一倍強く持ちつつの初詣です。

 

 数年前に訪れた、ちょっとした山の上にある史跡が現在城址として認定されたらしいので行ってみる事にしました。

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 現在は神社になっていますが、 左に見える棒が城址だという事を示しており、勿論前回の来訪時には存在しなかった物です。

 

 正月の飾り付けがしてあり、ちゃんと地域の人の手が入っていました。

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  前回訪れた際、私は何故かここで友人に勧められるままにLINEの登録をしたのですが、電話帳に登録されているユーザー全てにリクエストが飛んでしまったようで大変肝を冷やしました。

 今では付き合いのない人ばかり。恐らく私の事などとうの昔に忘れているはずで気にも留めない方が大半だったでしょうが、突然飛んできたリクエストをどう思ったのかは少し気になります。既に別の持ち主のものになっている電話番号もあり、夜の店の関係者と思しき人物から「入店希望ですか?」とメッセージが来たのには流石に冷や汗をかいたものです。

 

 時間を2021年に戻します。とにかく階段が急峻。

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  少し足を滑らせたら惨事が起きますね。下りはそれなりに恐怖心を抱きながら、慎重に歩を進めました。

 

 これまた、高台の林の中にひっそりと鎮座する神社。

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  Google Mapで存在を確認したため、傾斜のきつい坂道を登って向かいました。ここもちゃんと近隣の方によって飾り付けがしてありますね。

 

 実はこの近辺には、12年前の晩夏に訪れているのですが、神社の存在は知りませんでした。

blog.goo.ne.jp

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 上記リンクを張るにあたり、改めて記事をを読み直したのですが…。

通いなれた土地でも、新鮮な風景をいくつも見つけることが出来た。こういう時に由来のわからない神社が見つかったりするのだ。

  こんな記述があるという事は、すでにこの時点で神社の存在を知っていたという事なのでしょうか。こんな文章を書いたことも、神社の事も、完全に忘れていました。

 

 こんな田舎街の、更に人口の少ない集落に存在する神社ですが、Google Mapには多くの写真がアップされていたのが驚き。まさか動画を上げる人までいるとは。

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  Google Mapのお陰で、こういった場所にも人が訪れる機会が増えたのでしょうか。事実私も地図上で確認しなければ、この日訪れる事はなかったはずです。

 

 最後は、昨年末からお気に入りのサイクリングコースの折り返し地点にある神社。昔から殆ど訪れた事のない地域なので、新鮮なのでしょうね。そろそろ飽きてくる頃かもしれません。

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  藁で編んだ巨大な縄を八岐大蛇に模し、近隣を練り歩く祭が有名な場所。本来ならこの鳥居に“大蛇”が注連縄として付けられているはずなのですが、こうして見ると何も巻き付いていませんね。やはり昨年からのウイルス禍が関係しているのでしょうか。

 

 人が集まるイベントが開催出来なければ、往古より続いてきた地域の祭礼行事にも当然大きな影響を与えるわけです。

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 改めて、大変な事態の只中にいると実感。果たして、今年は無事に開催出来るのでしょうか。現在の状況を鑑みるに、かなり難しそうではありますが。

 

 実はこの来訪時、友人から「重大な相談がある」とLINEメッセージが入ったまま続報がなく、かなりやきもきした心理状態で参拝していました。

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  このような神社を訪れる際、何だかLINE絡みで動揺している事が多い気がします。神も呆れているでしょうね。