(Revenge of the)United Minds

Talkin' 'bout Music, Football(JEF United Chiba) and More.

根に持つ男

 かつて根城にしていたサッカーサイトでは、サッカーの話以外にも様々な話題が溢れており、無知な私も積極的にそういった話の輪に加わろうとしておりました。

 漫画スレでの出来事。当時の私が読んでいた漫画といえば、手塚治虫作品くらい。当時『ブラックジャック』がアニメ化していた事もあり、手塚作品がいかに好きかという事を書いていたのですが、直後にこんなレスが…。

「漫画とは楽しむものであって、高尚な作品を無理をして読むようなものではないと思う」

 その書き込みをした方は、当時(現在でもだが)人気だった週刊少年ジャンプ連載作品をいくつか挙げ、「こういった作品を楽しんでこそ漫画だ」と持論を展開し、名指しこそしていませんが私の書き込みそのものを真っ向から批判しました。

 つまり、私の好きなものを存在から否定されたわけです。それに大きな違和感を覚えたのですが、生来の泣き寝入り体質からか事を荒立てる気にもなれず、以降そのスレに書き込む事はありませんでした。

 あまりにも独自すぎる理論なので、今考えると一笑に付してしまえばいいようなものですが、いわば喧嘩を売られたようなもの。この書き込みから最早10年以上が経過していると思われますが、未だに消化出来ずに根に持っているというわけです。

 ただし、この方はWWEに関するスレッドで私が2004年来日公演の内容(初のハウスショーで、ちゃんとスキットの収録もあった)にいかに感動したかという書き込みをした直後に「最近のWWEはめっきりつまらなくなった、観る価値は無い」というような内容の事を書いてしまうようなパーソナリティーをお持ちだったので、ちょっとコミュニケーションに問題を抱えていた方なのかもしれませんが…(あるいは単純に私が嫌いだったか)。

 

 要するに、私が手塚治虫という日本漫画のゴッド的な名前を出している事を、権威主義を振りかざしているように感じたのかもしれません。既に評価が確立している大御所の作品はあくまで歴史の1ページとして学術的に読むべきものであって、まかり間違っても楽しむようなものではない…と思われていたようです。

 過去に旧ブログにも書きましたが、以前私は「王道を好む」と評された事があります。ビートルズスターウォーズ手塚治虫…確かに世界的な人気を博している作家、作品ばかりなので、そう思われてしまう理由もわからないではありません。

 ただしこれも何度も繰り返し書いてきましたが、ここに挙げた3つは全て幼少時にあくまで自分で“発見”したものなのです。世間の評価を知る術もなく、周囲に語り合う仲間もいない中、感受性の強い時期に刷り込まれたものばかり。後からそれがミドル・オブ・ザ・ロードなのだ、と言われても、こちらとしては特別何の感情も抱かない。自分が発見して好きになったものを、今更否定する事など出来ません。

 

 そういった事を踏まえると、私が冒頭の書き込みに違和感しか覚えなかった事を理解して頂けるかと思います。

 これに行きたいがために、妙な話を突然書いてしまいました。失礼しました。

www.city.takarazuka.hyogo.jp

 『ブラックジャック』の次に好きなのがこの作品。東京ではここ数年の間に2度ほど展覧会が開かれました。

2007年 「手塚治虫の漫画の原点~戦争体験と描かれた戦争~」(昭和館

blog.goo.ne.jp

2009年 「手塚治虫展~未来へのメッセージ~」(江戸東京博物館

blog.goo.ne.jp

 作品単位の展覧会はまだ見た事が無いので、これもこっちでやってほしいですね。