(Revenge of the) United Minds

Talkin' 'bout Music, Football(JEF United Chiba) and More.

History

My Name is Jacques (𣝣)

先月に源氏関連の史跡を訪れた際、私好みのマニアックな展覧会が行われている事を知ったのだが、惜しくも体調不良で断念。 ブログ記事になりそうな近辺の史跡を探していたところ、三鷹に森鴎外の墓地がある事を知り、墓参する事にした。 最近この駅でもたま…

泣く子も黙る ゲンジ大放送

多忙ゆえになかなかブログで取り上げるような出来事もなく、能動的にアクションを起こさねば記事にするようなトピックが何もありません。 micalaud.hatenablog.com micalaud.hatenablog.com 江古田を訪れた際、太田道灌の史跡を訪れたのもそういった事情から…

Attack of the Dohkan's

以前、当ブログでも繰り返し取り上げた太田道灌の足跡。 micalaud.hatenablog.com micalaud.hatenablog.com micalaud.hatenablog.com 今までは彼がその名を歴史に刻み付けた「江古田・沼袋原の合戦」の本陣、及び敵方である豊島氏に対する追撃戦の史跡を巡り…

Chiba Archives

我がスマートフォンのブラウザが、こんな企画展の開催を告知していた。 diamond.jp スターとは昨年の10月らしいが、それまで全く知らず。会期も残り僅かな中、駆け込みで鑑賞してきた。おすすめニュース機能の有用性を改めて実感した次第である。 千葉県文書…

And go where you're going to

大河ドラマとは、当然ながら鑑賞するというのがメインの楽しみ方。しかし私にとっては、ゆかりの史跡を訪ね、感じた事をブログに記すためのきっかけ作りの場でもあります。近年は、むしろその役割の方が大きいかもしれません。 今年は源頼朝の再興と武家政権…

True Kamakurars

ウイルス禍の影響を受け、中断期間のあった2020年『麒麟がくる』。更にそのしわ寄せで通常よりも短い期間で完結した2021年『晴天を衝く』。社会情勢と無縁ではいられなかった大河ドラマの系譜は2022年スタートの『鎌倉殿の13人』へと引き継がれ、年明けと共…

Shogitai Master

坂本龍馬も、桂小五郎も、高杉晋作もあえて登場させない幕末大河ドラマ、『青天を衝け』。一見、奇を衒った脚本のようにも思えますが、実際は全くの逆。あくまで主人公の渋沢栄一と、その主君であり歴史のメインストリームの只中にいる徳川慶喜、及び対抗勢…

Sir Knight

昨年、自室から数冊の本が発掘された。 右の『ビジュアル版 最後の藩主』は買った記憶があるが、他は完全に購入した事を忘れていたものだ。殆ど手付かずのまま所在がわからなくなっていた事もあって、どれも状態は良い。 しばらくの間、左の『幕末江戸史跡紀…

豪徳寺一族

好調な滑り出しを見せている、今年の大河ドラマ『青天を衝け』。主人公が農民出身という事もあり、今までの幕末ドラマとは一味違う視点で激動の時代を捉えているのが新鮮です。 何故日本は封建制度からの変革を求め、身分の差を廃し近代国家への道を歩まなけ…

KK197 Vol.2

昨夏、太田道灌関連の史跡を巡った際、三宝寺池へ向かう最中に目に入った伽藍(特に空を突く大塔)が目に留まりました。 micalaud.hatenablog.com 次の機会には必ず訪ねてみよう、と思いながら1年。今夏その機会が巡ってきたのですが、その御寺の名こそ、上…

Taigamilk

あまりにも取り上げる題材がないので、大河ドラマについて簡単に語ります。 『いだてん』 1940年と同様、もはや幻に終わりそうな東京2020五輪ですが、その盛り上げ役を担い、「こんな内容は朝ドラでやれ」と多くの大河ファンの冷ややかな視線の中でスタート…

2020's Best 〜Historical Best Articles〜

2020年、このような情勢下で行動は大きく制限され、心躍るような話題もない状況。お陰でブログ記事の題材にも事欠くようになりました。年末は1年の総決算でむしろ書きたい事が余るくらいなのですが、今年はそういうわけにはいかないようです。 今年の個人的…

Yes I Can

未だ終息の兆しが見えないコロナ禍。緊急事態宣言明けの今夏は再び感染者数が増加し、全く気の抜けない日々を過ごしていました。自分が感染を回避していれば済むような状況ではないので、勿論行動は著しく制限されており、自分にとっての真の故郷である房総…

KK197 Vol.1

世界を席巻するウィルス禍。我が日本でも一時は減ったかに見えた感染者数ですが、緊急事態宣言解除から連日増加の一途を辿り、全く先が見えない状況になってしまいました。 誰しもが感染の可能性が少なからずあり、未来の見通しも立たない不安な日々。「もう…

Dang Ling

大河ドラマのみならず、さまざまな歴史作品のロケ地として使用されている匝瑳市の飯高寺。名前だけは幼少時から繰り返し聞かされていて身近に感じていたが、タイミングが合わずなかなか訪れる機会はなかった。 だが先日、現在放映中の『麒麟がくる』にてフィ…

Go Go Go Castle

昨年、故郷に突如出現した城址(正確には堀跡)。 micalaud.hatenablog.com 記事中の写真でも紹介した史跡紹介のための看板には、まだ見ぬ別の城の存在も記されており、好奇心を刺激されたのでした。 実は前述の記事の堀跡を訪問した翌日、インターネット上…

There is a Shine That Never Goes Out

昨年夏、一連の太田道灌関連史跡を巡った中で一つだけ記事にしていなかったスポット。 micalaud.hatenablog.com この度再訪する機会があり、見逃していた箇所をチェックする事が出来たので、この記事をもってひとまずコンプリートとしたいと思います。

Around the Dohkan

真夏に行った場所は半袖で過ごせるうちに記事に…と、無理矢理まとめてみる。 今夏、ちょっとした巡り合わせから史跡を訪ね、興味を持った太田道灌。彼がその武勇を知らしめた“江古田・沼袋原の戦い”は戦跡が訪れやすい場所にある事や、英雄には付き物の伝説…

時代遅れの城があったら殴って壊す。近代的な城がなければこの手で造る。

夏の始めに行った場所は、出来るだけ夏のうちに記事にしておきたい。 本田忠勝が関東に入城した際、最初に拠点としたのが根古屋城。元々は武田氏が里見氏の来襲に備えるため、重要な防御拠点として築城されたとされています。 そもそも忠勝がこの地に移封さ…

Mr. Dohkan's Office

昨年、今川氏ゆかりの観泉寺を訪れた時の事。 micalaud.hatenablog.com Google Mapで周囲を検索しながら散歩していたのですが、この際に気になる名前の施設がありました。 「道灌公園」 。名前からして太田道灌に関係がある公園なのでしょうが、この時はチェ…

March of Time

図書館、神社と巡ってきたこの日の視察。 micalaud.hatenablog.com micalaud.hatenablog.com 最後も友人のyuz氏の案内で訪れた場所だ。 全国的に止まらない少子化の流れ。この街のような人口の少ない自治体では、当然ながらそういった時代の趨勢は押し止めら…

From Houki to Reiwa

忘れ去られようとしている図書館に別れを告げ、次の目的地へ。 micalaud.hatenablog.com 友人(yuz氏)の案内で、別の神社に向かいました。 名前だけは、路線バスのアナウンス等で何度も聞いていたこの社。 訪れるのは今回が初めてであり、その理由は車でな…

Forgotten Library

友人(yuz氏)から、歴史があるようなのに余り取り上げられない図書館を発見した、との連絡を受け、時間を見つけて行ってみる事に。 平日の夕方までしか開館していないという、かなりスケジュールを組むのが難しい所であり、私も彼に教えてもらうまで存在す…

Castle in the Sky

昔、ブログで紹介した地元の山の上にある祠。 そして謎の祠に着いたが、周りに人が多く、著しく緊張感に欠ける。 それに、去年この場所を発見した時のような興奮はなかった。あの時は、「よく知っているはずのこの土地に、こんなものがあったのか!?」とい…

Akasaka Lights

前回の記事において、紀尾井坂の大久保利通遭難の地や、大久保利通展の記事を書いていない事に少なからず驚きました。特に前者は携帯電話で撮った写真の記憶が鮮明に残っているので、てっきり旧ブログで記事にしたものとばかり思っていたのです。 訪れたのは…

Soft-Hearted Narashino (Part.2)

暦も師走半ば、いよいよ『西郷どん』も残すところ1回。西南戦争もほぼ大勢は決し、日本史上最後の内乱も残り僅か。次回は進退窮まる西郷が鹿児島へと退却し、城山の戦いにて幕が引かれる事となるだろう。 個人的には維新後から西南戦争までをじっくり観たか…

Soft-Hearted Narashino (Part.1)

今年の大河ドラマ『西郷どん』も、残り1ヶ月を切った。恐らく今週から西南戦争が勃発し、維新の元勲の人生もクライマックスへと向かうであろう。 近年の大河の例に漏れず、演出やストーリーが見え見えすぎるというか、デフォルメしすぎて漫画的な面が目に付…

See Your Bookshelf (Part.1)

今までも折に触れ行ってきた古文書発掘企画。今後は更新ネタに困った際のため、定期的に行ってみたいと思う。ちなみにタイトルはジョージの「See Yourself」のもじりなのだが、説明しなければ誰にも気付いてもらえないだろう。 日本史に興味を持ったのは小学…

単なる八月日記

2018年大河ドラマ『西郷どん』。西郷隆盛が主人公である事も含め、当然ながら興味深く観ている。 いつもならば敬愛する中岡慎太郎の登場回数や時間でやきもきするところだが、『龍馬伝』以降はもう何も期待しない事にしている。今作では嫌がらせの如く龍馬の…

Now River vs New River

日本史ファンの多くは、戦国ファンと幕末ファンに分けられる事が多い。私は勿論後者なのだが、当然歴史ファンになったばかりの小学生低学年の頃は戦国時代の歴史にも熱狂していた。ちょうど、この本を買ってもらった直後くらいの事だ。 blog.goo.ne.jp 幼少…