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(Revenge of the)United Minds

Talkin' 'bout Music, Football(JEF United Chiba) and More.

君の歌は貧弱だねえいつも

 続きを書いていなかったので、さっさと終わらせます。

声のおまもりください - (Revenge of the)United Minds

 上記の体験から、私なりに発見したことがあります。

  • 自分には、向いている曲と向いていない曲がある
  • 自分の声に合った曲やメロディを作るべき

 巧拙はともかく、オリジナル曲を作るようになってから長い年月が経っていますが、ようやく去年これに気付いたのです。ジョージも自分の声域に合わせて曲を作っていたのに、格好のお手本があったのに!だからダメなんでしょうね、私は…バンド活動が終わってからこんな当たり前の事を自覚するとは。

 先日ジョニー馬論と会った際に、彼から「今、どういう音楽やりたい?」という質問がありましたが、私は迷わず「自分の歌に合ったメロディ、曲を作る。何はともあれ、まずはそこから」と答えました。もっとジャンルや具体的なアーティスト名が出るのを期待していたであろう彼にとっては、恐らく拍子抜けするような言葉であったでしょうが、私なりに確固たる実感を伴っての言葉だったのです。

 リズムやアレンジに無自覚なわけではなく、ヴォーカル・オリエンテッドという程歌唱力があるわけではありませんが(むしろ逆)、結局のところ音楽仲間を失った自分はシンガー・ソングライターとして音楽を創っていく道しか残されていないわけで、そうなると自らの歌を最大限に活かす事を考えるのは当然の事だと思います。

 誤解されると困るのですが、私は自分の歌が達者だとは全く思っていません。上記の記事で書いたように、非常にレンジの狭い歌うたいです。自分自身の事をヴォーカリストだと思った事は一度もないし、あくまで“ソングライターが執るヴォーカル”程度のものだと考えています。

 

 こういう思考になったのは、高校時代の体験が大きいです。

 それまでは「自分は歌が上手いんじゃないか?」と心のどこかで自惚れていましたが、当時特に親しく付き合っていた友人二人が「俺が一番歌が上手い!」と絶対的な自信を隠さなかった事、そして私を歌に関して徹底的にミソッカス扱いした事(例えば、カラオケの最中に「下手だから」と曲をストップされたりした)などが強烈な体験として残っており、押しの弱い私は彼らに反論するでもなく、その役割を甘んじて受け入れてしまっていたのです(この辺の話もいずれここで披露したいですが、暗黒の高校時代の逸話ゆえに決して楽しい内容にはならないのが悩みどころ)。

 事実、彼らはそれだけの実力は持っていたと思います。二人とも上京後にライブを成功させたり、セミプロとしてお金をもらって歌ったりと、私には出来ない体験をしています。私も彼らをオリジナル曲の録音に何度か呼んでいますし、評価していました。

 

 上京後、バンドやスピサンで歌う事になった時、上記の体験を元にまず最初にした事は、自分の歌を徹底的に何度も聞いて、声質やクセ、音域を完璧に把握する事でした。正規の音楽教育を受けていない私にとっては、これが自分なりのトレーニングのつもりでした。下手なら下手なりに努力せねばならないと思ったのです。

 あまりにも自分の歌を何度も聴いていたために、馬論からは「自分の声が大好きなナルシシスト」と揶揄されたりもしましたが、お陰で自分の声は私自身が一番客観的に分析出来るようになったと思います。

 

 では、この学習の成果をいつ活かすのか?それは私にもわかりません。