(Revenge of the)United Minds

Talkin' 'bout Music, Football(JEF United Chiba) and More.

性懲りもなく新シリーズを? 全作振り返りせにゃ

 外出自粛期間中、偶然見つけたSWブログをよく読んでいた。執筆者は驚くほど若年で、その上恐ろしく博識な事にショックすら受けたが、SW谷間の世代たる私とも作品感は概ね一致していた。
 そこでSW映像作品をランク付けする記事があり、思わずかつての相棒・ジョニー馬論が遥か昔に書いた記事を連想した。

blog.goo.ne.jp

 思えば、私はこのような形で作品を振り返った事がない。良い機会だと思い、2人に倣ってみる事にした。

 

Episode 3: Revenge of the Sith
Episode 4: A New Hope
Episode 5: Empire Strikes Back
Episode 2: Attack of the Clones
Episode 6: Return of the Jedi
Episode 1: The Phantom Menace
Clone Wars (TV Series)
Rogue One
Clone Wars (Movie)
Rebels
Solo

 

 上記リンクの記事を読み返して改めて思ったが、私も馬論もやはりプリクエル世代なのだなと実感した。SWとは単純明快・勧善懲悪のスペースオペラである! という価値観だけに縛られず(シークエルはこれに囚われたままだった)、若きアナキン・スカイウォーカーの転落劇の背景にある政治の腐敗、硬直化した組織、フォースの神秘などをトリロジーと全く同じ目線で楽しむ事が出来た。これは恵まれていたと思う。

 

EP3: 常にこの位置。公開時は批判的な評も散見されたが、シークエルの体たらくで逆に現在では評価が上がっているのは面白い。

filmaga.filmarks.com

 アナキンの喪失への恐怖による転落、ここから続いていくオビワンの後悔と苦悩、そして残された“新たなる希望”…ダークなストーリーが演出する悲劇と、微かに差し込む一筋の光。誰もが結末を知っている中、極上の作品を創り上げたルーカスに改めて感謝。

 

EP4: 1本の映画として完結している強みがある。夢中になってビデオテープが切れるまで繰り返し観たあの少年の日の興奮は、未だ衰える事はない。永遠の冒険活劇。

 

EP5: 最高傑作の呼び声が高いが、当初は自分の中でそこまで楽しい作品ではなかった。だがホス撤退戦の緊迫感、示唆に富んだヨーダとの邂逅(実は再会なのだが)、あえてBGMを無くして重厚さと恐怖感を演出したルークとヴェイダーの対決など、名場面だらけで一切無駄がない。評価を上げざるを得なかった。映画史に残る告白を、一切のネタバレなしで視る事が出来たのは、本当に幸運だったのだろう。

 

EP2: 馬論やかつての友人の評を聞き、近年重要性が増した作品。

micalaud.hatenablog.com

『Clone Wars』によって評価が上がったと言ってもいい。オビワンとアナキンが銀河にその名を轟かせる活躍の数々は、まさにこのエピソードから始まった。

 

EP6: プリクエル公開までは一番好きな作品だった。今でも嫌いというわけではない。他の評価が上がったために下がっただけ。皇帝を前にしたルークが、毅然と自身が何者であるか、そして父が何者であったかを宣言するシーンは、シリーズ中で最高の名場面。

 

EP1: 台詞を覚えるくらい繰り返しDVDを観てしまったので、若干飽きてしまっただけ。全く駄作とは思っていない。後から振り返れば、重要な布石を幾つも打っている事がわかる。私にとって初のリアルタイムSWであり、思い入れは深い。

 

Clone Wars (TV Series): SW作品史上、初めて本格的な長期戦争を描いたスピンオフ・アニメ。スピンオフとはいえルーカスも関わっているので、ジェダイ騎士団の迷走ぶり、クローン達の勇猛さと悲哀、ダース・シディアスの恐るべき政治手腕、アナキンの葛藤と苦悩などプリクエルに深みを加える役割を完璧に果たしている。

 

Rogue One: 映画としては明らかに前半部分が抑えすぎの間があるが、終盤のスカリフ上空での艦隊戦、シタデルタワー周辺でのローグワン部隊の決死のデススター設計図奪取作戦は圧巻の一言。かつてからの疑問点の一つであった「デススターのメインリアクター破壊による連鎖反応」に、最適な答えを用意すると共に重い意味を持たせた作劇は見事。ディズニー制作の実写映画としては最高傑作。

 

Clone Wars (Movie): 公開当時、評論家から軒並み低い評価を受けていたが、そこまで酷い作品だろうか? 私は劇場で大いに楽しんだし、『Clone Wars』全編が公開された今なら受ける印象も違うのではないだろうか。重要人物、アソーカ初登場はこの作品。

 

Rebels: ディズニーとSW、双方の世界観の見事な折衷。最終シーズンであまりにファンタジックな展開が増えたのは気になるが、プリクエル軽視の実写映画と歩みを揃える事なく、プリクエルにもトリロジーにも深いリスペクトを感じさせる素晴らしい内容だった。

 

Solo: 帝国と反乱軍、フォースやスカイウォーカーの系譜など重い歴史から離れた、痛快なスピンオフらしいスピンオフ。作品としては好きなのだが、SWの歴史という観点から見るとプライオリティを下げざるを得なかった。

 

 いつまで続くかディズニーのSW実写映画、内容は未定ながら次作の監督は決定したとの事。

theriver.jp

 『The Old Republic』の世界観を描くらしい、いやそうではない、などと情報は錯綜している模様。

jp.ign.com

 ともかく以前も書いた通り、ディズニー以後のSWは「いいものもある、悪いものもある」スタンスで対峙していく。

 

 余談として、このようなコミックを遅ればせながら購入。

f:id:micalaud:20200621120626j:plain
 いずれ簡単な感想を記したいと思う。