(Revenge of the) United Minds

Talkin' 'bout Music, Football(JEF United Chiba) and More.

単なる正月日記

 ウイルスとの戦いも3年目に突入。未だに再会出来ない友人も多く、まだまだかつての“日常”には程遠い印象。年が明けたからといって全てが良い方向に変わるわけでもなく、いつも通りマスクを着用し、消毒や手洗いを徹底、人混みを避けての生活は続きます。

 しかし、全ての人が自分のような認識でいるわけではありません。

f:id:micalaud:20220107144300j:plain

 年明けの恒例行事、1日に日付が変わった頃に行う菩提寺での行事に深夜赴いたところ、除夜の鐘を突くための大行列が形成されており、唖然としました。写真ではわかりませんが、若い男女が初詣気分で騒ぎを繰り広げている最中を撮影しています。

 以前にもこのような事があったような記憶があり。我がブログを辿ってみたところ、9年前の正月記事にそのような記述がありました。

だが何故か今年は初詣目的の若者が大挙して訪れており、家族連れや20代中盤以降の大人しかいない例年とは明らかに雰囲気が違っていました。 

blog.goo.ne.jp

 しかしこの時よりも遥かに人出は多く、駐車場も大混雑。私がこの行事を担当するようになったのは2009年の正月からのようですが(これもブログを辿って調べてわかった事だが)、これだけの騒ぎは少なくとも自分は初めて体験しました。

 こういうご時世なのである程度自重してほしいという気持ちと同時に、例年とのあまりの雰囲気の差に違和感を覚えました。勿論、御寺側からすれば参拝者が増える事は大歓迎なのでしょうが。

 同行した友人曰く「地元の商工会がイベント化させたのではないか」との事でしたが、確かに鐘楼をカラフルなLEDでライトアップするなど、微妙にずれた演出がその説を補強しているように見えます。

 

 翌日に訪れた施設もかなりの混雑で、人の集まり方には昨年とはかなりの隔たりがありました。前述の御寺の人出にも共通して感じるのは、「もう自粛はたくさんだ」「新たな年の訪れと共に日常を取り戻す」という、鬱屈した現状からの解放願望です。特に若者からはそういった気持ちを勝手ながら感じ取りました。

 私とて同じように考えていないわけがないので気持ちはわかるのですが、油断すればリバウンドが来る事はこの2年間の歴史が証明しています。まして新たな変異株が拡大の兆しを見せている中、気を緩めすぎるのにも問題があるのではないかと思っていましたが…残念ながら、こればかりは私の杞憂では終わってくれなかったようです。

 日本医師会(日医)の中川俊男会長は6日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染急拡大に関し「全国的に『第6波』に突入した」との見解を示した。

www.chibanippo.co.jp

 結局、ここで同行した友人は疲労で動けなくなったという事で、元日の日中は1人で地元の神社を巡りました。

f:id:micalaud:20220107150759j:plain

f:id:micalaud:20220107150811j:plain

f:id:micalaud:20220107150823j:plain

f:id:micalaud:20220107150833j:plain

f:id:micalaud:20220107150844j:plain

f:id:micalaud:20220107150854j:plain

 元日の夕暮れを見るのは初めての場所でしたが、なかなか趣があって新鮮でした。

 

 翌々日に会った友人の話では、2019年の台風で木々がなぎ倒された場所に、街を見渡せる展望台を造るという話を聞きました。

f:id:micalaud:20220107151115j:plain

f:id:micalaud:20220107151127j:plain

 新たに整備されたという千葉氏ゆかりの山城の話も聞いたので、近いうちに再訪する予定です。