I'm in charge! I'm in charge!
小学生の頃からスターウォーズ(以下SW)のファンを続けていますが、特にアピールしたつもりはなくとも周囲にはそう認識されているらしく、先月いよいよ公開されたEP7の感想を訊かれる機会が多い年末年始でした。
創造主ルーカスの手を離れ、ディズニー主導で行われるSWの制作への戸惑いは、既に先代のブログから繰り返し書いてきました。よって、一概に「面白かった」「つまらなかった」というような言葉で評価するのが非常に難しく、簡単に一言で語る事が出来ない…というのが偽らざる本音です。
よって、「EP7の感想はどうだったか」と質問されても即答し辛く、「ルーカスと(JJ・)エイブラムスが…」「そもそも旧三部作と新三部作への一般的なファンと自分との見解の違いが…」というような所から話を始めないと私の複雑な心情をわかってもらえないのですが、その手の長ったらしい前口上を誰も望んでいるわけがないのは明白。大抵は私が話を始めた瞬間、別の話題へと速やかに移行しているのが常で、質問してくれた友人知人に申し訳ないな、と思っています。
一般的なSWファンとは少し違う感性を持ってしまったが故に心の闇も深く、こういうオタクは扱いにくくて迷惑がられるだろうな、と自分でも反省しています。これ以上質問者の顔を曇らせるのも私の本意ではないので、以下を私のステイトメントとし、以後はこう答える事にします。
「悪い出来ではない。新作を待っていたファンの期待には応えたと思う。賛否両論あるようだが、自分としては新たな三部作全てを見てから評価したい。まとめブログなどを中心としたネットでの評論を、一般的な作品評価として受け取るのは賢明ではない」
そう思った理由を、今回は述べたいと思います。考察や論評ではなく、あくまで素人の感想でしかありません。そして当然ネタバレを含みますので、まだストーリーを知りたくない方は閲覧を中止してください。
以下、続きから。
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盆暮れ正月やたらと忙し
明けましておめでとうございます。
『Star Wars Episode 7』の感想を書くつもりでしたが、まとまった文を書くだけの余裕がないので、とりとめもない日記で定期更新とさせて頂きます。
2015年は秋からずっと体調が悪く、年末に予定されていた定期健診できっと悪い結果が出るのだろう…と人生を悲観していたら、逆にここ数年で一番安定した数値が出て驚きました。体調が悪い故に色々と気を付けた事が功を奏したのでしょうか。
人生初の入院から今年で4年経ってしまいました。ツイッターでは繰り返し愚痴を続けていた入院生活でしたが、今では懐かしさすら感じます(だからといって、断じて入院生活に戻りたいという意味ではない)。あの病院には昨年いっぱいで通院終了、時は移ろいます。本当に時間が過ぎるのはあっという間ですね。ブログの更新ネタがなくなったら、少しだけ入院の時の話でも書こうかな。
珍しく穏やかな年末で、色々な人々と有意義な話も出来、幾分安らかな気分で2015年を締め括る事が出来ました。こんな人間でも、茶化さず真面目に話を聞いてくれる人がいるのだから幸せな事です。
しかし、2016年は元日から時代の移り変わりを痛感させるような話が公私共に多く、自分が着々と歳を取っている事を痛感させられています。スーパースター、デヴィッド・ボウイも突然他界してしまいました。
少し辛いので本当はしばらく世間から隔絶された場所にでも引っ込んでいたいのですが、それでも日々を歩まねばなりません。どんなに格好悪くとも、全てを投げ出して逃げるわけにはいかない。生きていくしかないのです。
大吉だったおみくじによれば、「何事も前向きに取り組むべし」という事です。ネガティブ思考で諦めの早い私にはなかなかの難問ですが、出来る限りこれを実践しようと決意した次第。
昨年末から、地元の山中を歩くのが個人的なブームです。
かつてブログでも取り上げた事のある道を、少しずつアレンジしながら散策しています。当然街灯などは殆ど無いので、日没が早い今の時期はなかなか難易度の高いコースなのも確かですが。
毎週行っているわけではないのですが、そろそろ「怪しい風体の男が歩いているのを見かける」と近所で噂になっている頃かもしれませんね。そういう土地なのだから仕方なし。
あまり地理に明るくなく、かつ自然が多く残っている所を歩くのは楽しいです。
歩く事自体は全く苦ではないですが、今まではやむを得ずといった理由からでした。基本的に交通手段が徒歩しかないから、ちょっとでも体を動かすべきだと言われているから…そんな程度の動機付けです。
しかし、そろそろ趣味の欄に「散歩」を加えてもいいかもしれません。勿論、ストイックに追求する気にはとてもなれないけれど。
さて、今年は年始から注目の新譜が続々とリリースされている模様。
- アーティスト: METAFIVE(高橋幸宏×小山田圭吾×砂原良徳×TOWA TEI×ゴンドウトモヒコ×LEO今井)
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2016/01/13
- メディア: CD
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Meta / Metafive
詳細は忘れましたが、偶然辿り着いたサイトにて自動的に流れ始めた動画の格好良さにビックリ。面子からして外れはないと思いましたが、リード・トラックだけのために買っても惜しくはないと思わせる出来。いずれ購入予定。
Night Thoughts / Suede
3年ぶりの新作。実は解散前はさほど熱心に追いかけていたわけではないSuedeですが、復活作『Bloodsports』は素晴らしい出来でした。当然、今作にも期待は高まります。予約済み。
Wild Pendulum / Trashcan Sinatras
私が彼らのファンになったのが2011年。ようやくリアルタイムでニュー・アルバムを聴けます。以前、このブログに書いた「ハジニュー」というやつです。
常に地震に怯えていたあの年の夏は、繰り返し「Obscurity Knocks」を聴いていた事を思い出します。過去作まで遡って全アルバムを揃えるほど熱心にはまったのは、彼らが今のところ最後のミュージシャンです。『Weightlifting』路線のアルバムだといいな。
George Fest: a Night to Celebr
- アーティスト: Various Artists
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2016/03/04
- メディア: CD
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George Fest / V.A.
目下最注目。一昨年ロサンゼルスで行われたジョージのトリビュート・コンサートの模様を収録したライブ作品。リリースまで時間がかかりましたが、ダニーが入念に調整していたのでしょう。曲目もぱっと見た感じソロの方が多くニンマリしてしまいますが、やたらと『All Things Must Pass』収録曲が集中しているような…それだけ名盤という事なんでしょうが。いずれにせよ、これは後回しにするわけにはいかないですね。『Concert for George』が本当に良いライブだっただけに、これにも期待してしまうな。
Debut Again / 大滝詠一
提供曲を大滝氏自身が歌った、まさかのお蔵出し音源集。デモなのかプライヴェート・レコーディングなのか、詳細は不明。こういうのはどうなんだろう。セルフ・カヴァーを嫌っていた氏の遺志は反映されているのでしょうか(生前「自分がいなくなったら後はご自由に」とも言ってたけど)。このタイトルなら、個人的には超変則ベスト『Debut』を普通に再発してくれた方が嬉しかった。いずれこの作品については取り上げます。
色々と予想出来ない事も多くある世の中ですが、まずは今を生きていきましょう。今年もよろしくお願いします。
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2015 Music of the Year
例年通りやります。邦洋混合のランキングのみ。
アルバムBest10
1. Alone in the Universe / Jeff Lynne's ELO
『Zoom』以来14年ぶりの新作は、ジェフ・リンのメロディメーカーとしての才が極限まで研ぎ澄まされたかのような、完璧な復活作。彼個人の作品集といった趣だが、熟成された旨みが素晴らしい。
周囲からの高評価に押される形で購入。最初に聴いた時は少し地味だと感じたが、聴き込むほどに滋味を増すアルバムだった。豪華なジャケットワークも美しい。
2. Recreational Love / The Bird and the Bee
オリジナル作としては2008年以来。待望の新作は、また2人が高いレベルへと移行した事を感じさせる充実振り。ジャズやワールド・ミュージックのエッセンスを、エレクトロ・ポップに効かせる高度でお洒落な音楽性は更なる深みへ。リード・トラック「Will You Dance?」は今年発表された全ての曲の中でも1、2を争うくらい好き。
3. Music Complete / New Order
ピーター・フック脱退で危惧された彼らの方向性は、果たしてメロディとエレクトロ・サウンドの強化という事に相成った。ダンス・ミュージック度は増しているが、彼らのリスナー暦が浅い私としては「これぞまさにNew Order」といった感の強い、とても安心して聴ける盤。ジョニー・マーとのElectricと世界観が共通している、というのが個人的印象。
4. G / minus (-)
突如として再会した、森岡賢と藤井麻輝のユニット2作目。5曲とミニアルバムの体裁ながら、両者の才能が錆び付いていない事を理解するのには十分。EDMなどの昨今のクラブ・ミュージックの音を活かしながらも、あくまでメインは彼らのルーツであるエレポップやニューロマンティック。
5. 全開恋心!! ~Missing You~ / Deen
精力的な活動を続け、今年は8cmCDでのシングル・リリースも話題となった彼ら。アルバムは、明快で優しいメロディが多数収められた快作となった。ベテランながら歌詞の内容も大幅に若返り、今後の飛躍も予感させる。
6. The Magic Whip / Blur
グレアム・コクソン脱退後の彼らからは興味を失っていた私。Gorillaz色が濃かったらついていけない…という心配が杞憂に終わった、見事な復活作。あの頃と、今。見事に渾然一体となった現在形のBlurが、このアルバムには確かに存在している。ブリットポップ時代のファンが聴いても、きっと楽しめるはず。
7. California Nights / Best Coast
2年前から聴きたいと思っていたユニットだったが、今年ようやく新作のタイミングと合致して購入。リヴァーヴの効いたギターが厚く重ねられた中を、パワフルでクリアーな女性ヴォーカルが駆け抜ける。キャッチーでフックのある曲が多く、3分台でコンパクトなのも非常にグッド。
8. Every Open Eye / Chvrches
1stで話題になった彼らが、更なる成長を見せた2nd作。キャッチーさにこだわりが強かったように思える前作より、個人的にはこっちの方が好み。街角でもこのアルバムの収録曲を耳にする機会が多く、日本のマスにも受け入れられてきたか。“あの頃”を強く意識させるシンセの音作りも健在。
9. Lovetap! / Smallpools
若さが溢れる、アメリカンな爽快ポップが炸裂。シンセの使い方にパワーポップ感も有り。これまた、ほぼ2~3分台の曲でスピード勝負。これくらいしっかりとポップさに徹した作品は、久々に聴いた気がする。彼らの今後に大いに期待。
10. Girls in Peacetime Want to Dance / Belle and Sebastian
ネオアコだと思って買ったら、エレポップ楽曲が多くてビックリ。だが、曲作りのクオリティは非常に高い。女性ヴォーカル曲が挟みこまれるのも良いクッションになっており、飽きさせない。手抜きゼロの良作。
今年もこれ!というダントツで1位に選びたくなるような作品は無かったのですが、買った新譜は高いレベルで均衡していた印象です。ここに選んだ10枚はどれも同じくらい好きなので、ランキングではなく“今年のアルバム10選”というつもりで認識して頂きたい。
ELO(というかジェフ・リン)を便宜上1位にしたのは、聞く度に新たな味が発見出来る“伸びしろ”を加味したのが理由です。ビートルズっぽすぎてどうかな、と最初は思ったのですが、とにかく曲のクオリティが高い。更に、ジョージやロイ・オービソンといったかつての仲間のスピリットが確かに感じられ、受け継いでいくのだという気概も感じました。リン自らがプロデュースしてきた大物ミュージシャンの作品の、種明かしや答え合わせをしている感も強く、不思議で楽しい感覚にも。
リイシューはこの記事には含みませんでしたが、ようやくThe Specialsがスペシャル・エディション化。待ちに待った再発でした。他には特筆すべきトピックはありませんでしたが、来年は『George Fest』の音源化・映像化が控えています。まさかソフトとしてリリースするとは思っていなかったので、楽しみですね。
個人的な音楽活動としては、2008年以来久々に曲を最後まで作りました。断片でならいくつも試していましたが、通して作ったのは本当にスピサンの作品以来です。アレンジがあまりにも酷すぎて、デモでも聞かせられる状態ではありませんが、特にせっつかれる事もないので自分なりに続けていこうと思います。
明るいニュースは特に無かった年でしたが、それでも日付が変わって新たな年になれば、気体をしてしまうのが人間というもの。記事数が少ない一年でしたが、それでもこのブログにお付き合い頂きありがとうございました。皆様、良いお年を。
Twitter and the Monkey Man November & December 2015
二ヶ月分の合せ技で更新。まだ12月が終わっていませんが、こんなものでしょう。
現在は軽くネット断ちをしてSWEP7のネタバレを防いでいます。見たくない情報を少しだけ覗いてしまった気もしますが、気のせいだと思うようにします。
駅への道すがら、PC片手に大声で一人喋りする男性。どうやらニコ生(正確にはわからないが)の配信中らしい。生まれて初めてこのような場に遭遇した。この辺りにネタになるような場所があるのだろうか?自分には思い付かない。とにかく声が大きいので、かなり異様だった。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) November 5, 2015
ニコ生という文化に触れる事無くここまで生きてきましたが、当然それが何であるかくらいは知っています。
よって、このツイートに書いた男性もニコ生なのかどうかはわかりませんが、ストリーミング放送を行っていたであろう事は確実です。声を張り上げて視聴者に状況説明をしているようなのですが、それが静かな住宅街に響き渡って異様なムードが漂っていました。私が長年住んでいる街なので、「~に行ってみた」的なネタになるような場所はどこにもないと思うのですが、本当に何が目的であそこにいたのか、自分には全く分かりません。
ただし、自分も昨年まで行っていた音声ファイル企画にて「一人喋りする怪しい男」とかなり訝しげな目で見られていたので、あまり人の事は言えません。もっとも、あれほど大きな声で話せるような度胸はありませんでしたが…だから中途半端に終わってしまったのだ、と言われても反論は出来ません。いずれにせよ、人に迷惑をかけないのが一番ですね。
かつて、マン・ユナイテッドがトレプルを引っ提げて来日したトヨタカップ。その日テレ中継の試合後インタビューで、通訳も兼務していたラルフ鈴木が「ブライアン・ギグス」と連呼していて不安になった記憶がある(正しくはライアン・ギグス)。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) November 5, 2015
当時、このミスを指摘してもわかってくれる人間は(元相棒の)ジョニー馬論しか存在せず、「だから何?」程度の反応が返ってくるのが精一杯でした。現在はこうしてSNSで誰かに目にしてもらえるようになったわけで、あの頃とは随分違う世の中になったものだと今更ながら実感しています。
今日診てもらった眼鏡士の人の言葉。「あなたの眼は、他の人とは違う見え方。ボールが取れない、ボールがバットに当たらない、距離感が図り辛い。そんなの当たり前です。それはあなたのせいじゃない、あなたが悪いんじゃない」。ビジネスライクに診察が終わると思っていただけに、不意打ちだった。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) December 7, 2015
物心ついてからずっと今まで、何人もの医師に診てもらってここまで生きてきたけど、こんな言葉をかけてもらったのは生まれて初めてだ。球技が苦手で、体育の時間が憂鬱だった小学生の頃の自分に聞かせてやりたい。もう授業で運動する事なんてない今の自分でも、ちょっと嬉しかったくらいだ。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) December 7, 2015
まぁ、そんな自分に嫌気が差したからこそ(当時の地元の人間からすると)いち早く音楽に目覚めた、というのもまた事実だけど。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) December 7, 2015
体験してきたのは自分自身だけなので、私が受け続けてきた治療やそれに関する歴史に関しては、なかなか自分以外の人には理解しがたいと思われます。特に小学生時代は筆舌に尽くしがたい体験の連続で、私にとっては非常に憂鬱そのものでした。視力が悪いのだから、視力検査をしても良い結果が出ないのは当たり前なのですが、それを責められたりもしました。
勿論、家族も必死だったのだと今では理解しています。しかし「とにかく見えない自分が悪い」と少年の日の私が自分自身を責めるのは避けようがありませんでした。視力の悪さに起因する体育の授業での失態の数々も、それに拍車をかける結果に。保守的な地元のメンタリティに、“とにかく運動神経の良い奴がエライ”という小学生のプリミティブな感性が加われば、周囲から嘲笑の対象になるのは避けようがありません。
だから今回、眼鏡士の方にこういった言葉をかけてもらえて嬉しく思ったのと同時に、何故今までこういった優しくわかりやすい説明をしてくれる医師がいなかったのか、今更ながら疑問を抱いています。かなり簡単な理屈のように思えるのですが、そこまで患者に気を使う義理も無いという事なのでしょうか?本当に、あの頃の自分に聞かせてあげたい言葉でした。
同時に、自動車免許取得に関してもこの方はシンプルに、かつ丁寧に色々と教えてくださいました。物心ついてからずっと眼科通いを続けていますが、この日ほど目から鱗が落ちた日はただの一度もありませんでしたね。今までの診察は一体何だったのだろう…少々複雑な気分です。
恐らく文献には残っていない坂本龍一がTHE JAMを攻撃した貴重な証言。そして得難いクラッシュのイラスト。 pic.twitter.com/J1froOsO90
— スタックス (@BonkuraResort) December 2, 2015
大昔にネットの片隅で見かけた書き込みが、真実だったと分かった瞬間。こういう体験は楽しいものです。 https://t.co/gZJvmJPk2Z
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) December 15, 2015
確か私が初めてThe Style Councilを聴いた頃だったので今から12~3年前だったと思うのですが、ネットの片隅で「幸宏はスタカンは好きらしいが、ジャムは嫌いらしい。昔ラジオでそう言っていた」という内容の書き込みを見かけたことがあり、以後ずっと頭の中に残っていたのですが、ネット上で見かけた有益な情報によってその内容が事実だった事を知り、非常に興奮しました。
しかし、その書き込みの主は間違いなく放送を生で聴いていたわけで、そう考えるとリアルタイムYMOという事で結構なお年の方という事になりますね。
『A Christmas Gift for You from Phil Spector』はアブコから出たCD(調べたら1989年発売)しか持ってないけど、それ以後リマスターはされたのでしょうか。昔読んだビートルズ本では、アップルからも再発リリースされたそうですが。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) December 15, 2015
「再発リリースされたそうですが」などと書いていますが、アップル版はジャケ違い、しかもスペクター本人がサンタコスをしている有名なものでしたね。このジャケットでデラックス・エディションでの再発をしてくれないでしょうか。ボーナス・マテリアルになるようなトラックが見つからないかもしれませんが。
最後になりましたが、水木しげる先生の追悼をお祈り申し上げます。
『ゲゲゲの鬼太郎』に対する想いは今までも何度も述べてきたので繰り返しは書きませんが、私にとって最初に尊敬した漫画家が水木先生でした。水木先生と藤子不二雄の両先生を抜きに、私の小学生時代は語れません。
私が所有する鬼太郎本で、現存している中では最古のものから引用。
水木先生ご自身も霊界郵便配達夫役で出演された、『鬼太郎』実写ドラマ版からの一枚。
この本を私が買ってもらった時は既に放送が終了していた後だったので、どのような内容なのかはわかりません。ねずみ男を竹中直人が、砂かけ婆を由利徹が演じていた模様。吸血鬼エリートの持っているギターが、アコースティックではなくマイケル・シェンカー・モデルのフライングVなのは時代でしょうか。
この本も、とにかく何度も読み込んで相当な年季が入っており、あまり乱暴に扱う事は出来ません。今回久々に開いてみましたが、やはりページ毎に様々な記憶が蘇ります。水木先生、今までありがとうございました。
Nothing's Gonna Change My Rules
今月はツイート数が著しく少ないはずので(未確認)、ツイッター記事は休止します。
ツイートは今後もこんな感じのままだと思われます。記事にするほどの数にはならないのではないでしょうか。しばらくは休止が続くでしょう。
何だか凄く久しぶりに普通の記事を書く気がしますが、しばらくは隔週更新を目標にゆったりと書いていきたいと思います。
さて、いよいよ今年も残り僅かとなりました。毎年この時期は、年末の音楽ランキング等のために新譜を求めてバタバタするのが恒例ですが、今年は秋くらいから少しずつ買っていたのでもう一段落しています。恐らくは、今週注文したELOの最新作が最後の新譜購入となるでしょう。自分としては十分満足しています。現時点では、新作が少々小粒だった気もする一年でしたが。
この謎の自分ルールの意味と意義に関しては、既にこのブログで書いておりますので、繰り返しの説明は省きます。
今後もこの鉄の掟を変える事はありえませんが、このような形で追い立てられるようにして初めて聴いたミュージシャン達を、果たして翌年以降もフォローしているのか。この謎ルールの大義名分にも関わってくる問題なので、特に昨今の「年末に慌てて新譜を探す」という傾向が強くなった2011年以降のランキング選出ミュージシャンを確認してみました。
あくまで、その年に初めて聴いたミュージシャンに限ります。判定基準は、実際にその後の作品を買っているかではなく、新譜等の情報をしっかりチェックしているか否か。
2011年
Cults:● 以後、新譜すらチェックせず
Beady Eye:○ 2ndも購入(当たり前か)
Friendly Fires:△ 新譜リリースなし
Memoryhouse:● 以後、新譜すらチェックせず
Noel Gallagher's High Flying Birds:▲ 2nd未購入
2012年
Passion Pit:○ 遡って1st, そして3rdを購入
Violens:● 以後、新譜すらチェックせず
Walk the Moon:▲ 2nd未購入
2013年
Rhye:● 以後、新譜すらチェックせず
Chvrches:○ 2nd購入
Karl Bartos:△ 新譜リリースなし
2014年
Jenny Lewis:● 以後、新譜すらチェックせず
The War on Drugs:● 以後、新譜すらチェックせず
Real Estate:● 以後、新譜すらチェックせず
Young Liars:● 以後、新譜すらチェックせず
こうやって改めて確認してみると、その年に初めて知ったミュージシャンをその後は殆ど追い掛けていない事が分かります。これでは、ランキング記事や自分ルールのために無理矢理CDを買っていると思われても仕方ありません。
ただし、これも去年あたりからブログに書いていると思いますが、その後も継続してチェックし続けたくなるくらいのミュージシャンを見つけられないのも事実。本当に好きならば、意識せずともニュースをチェックしてしまうもの。それこそが自然な事です。
例えば、Passion PitやChvrchesはここ数年のフェイバリット・バンドであり、今年発売されたアルバムも既に購入しています。Walk the MoonやFriendly Firesもそれに準じるミュージシャンの一部でしょう。少々無理して新譜を聴いているのは自分でも認めますが、それが全くの無駄でない事はこのバンド達が証明していると思います。
知らないミュージシャンの作品を、試聴して買う。よくよく考えて見れば、これはつまり私の洋楽原体験であるヤマギワソフトで行っていた行為と基本的には同じ。あれからどれだけ月日が過ぎようとも、その作業が楽しいのには変わりが無いという事です。それは今後も変わりません。きっと来年も、この時期には一年の新譜チェックの成果をまとめている事でしょう。バカな性格は一生治りません。
Twitter and the Monkey Man October 2015
鈴木慶一「心の底から笑える日来るまで」、凄く良いタイトルだと思います。
先日、新装成ったユニオン神保町店にて、投売り価格のCDを何枚か購入。そのうちの1枚である鈴木慶一『SUZUKI白書』に、最近はあまり見かけなくなった物が付いていた。店名を検索してみたところ、既に閉じているようだ。諸行無常。 pic.twitter.com/3gNwP20eAp
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) 2015年1月20日
ちなみに、この時買ったアルバムのラストナンバー。
小学生から中学生時代は月1ペースで総武本線を使っていた。それ以降もたまに利用しているが、車窓の風景が殆ど変わらないことに驚く。昨日乗ってみて唯一時代の流れを感じたのは、いくつか太陽光発電施設を見かけた事くらい。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) 2015年10月3日
タフな一日になってしまった。待ち時間があったので、日向や物井といった一度も降りた事のない駅のホームに立ってみたが、弱々しく鳴く蝉や長閑な風景に気持ちだけ小学生時代にタイムスリップしてしまう。現実は、目の状態が悪化して定期通院し、つまらないミスで東京へUターンする最中なわけだが。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) 2015年10月3日
現実は厳しいですが、気持ちだけはあの頃に戻る事が出来た一時でした。こういう時間は大切にしたいものです。本当に大変な一日でしたが。
総武本線は、何だかんだで年に1回くらいのペースで乗っていると思います。多分、今年ももう一回くらい利用するんじゃないでしょうか。
平成になって10年以上経っても、堂々と車内喫煙するツッパリ(ツイート内容に合わせた言葉のチョイス)をよく見かけたものですが、さすがに最近は絶滅しているのでしょうか。国鉄時代はボックス席に必ず灰皿があって、電車の中でもスパスパやれたんですよね。今から考えると、とんでもない時代でした。
EP7の予告動画が11時頃公開されたという事だったので早速見てみたが、外にいたので大半がディスプレイに映った自分の(体調の悪そうな)顔を眺めて終わってしまった感じだ。帰ったら改めて見てみよう。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) 2015年10月20日
全く顔と名前が一致しなかった新キャラだが、「レイ」がパドメっぽい少女、「ポー」がウェッジっぽいパイロット、「フィン」が汗だくの黒人、「カイロ」がヴェイダーもどきという事を今日ようやく認識した。ルークが予告編にもポスターにも未だに(顔出し)登場しないのは、いかにも意味深である。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) 2015年10月20日
いよいよEP7の本予告動画が全世界に公開されました。
EP7の予告ではBGMの演出としてピアノを多用しているのですが、そこにジョン・ウィリアムらしさをあまり感じないのでちょっと違和感があります。動画の音楽は他の作曲家がアレンジしているという情報も見ましたが、それは本当なのでしょうか。
公開まであと僅か。未だに実感がないというのが正直なところですが、だからこそリラックスして楽しみたいと思います。
昔、一瞬だけフェンダー・サイクロンを持っていた事を思い出した。買ってから数ヶ月で後輩のシンセと交換してしまったので、どんな音が出るのかわからないままだった。録音にもセッションにも使っていない。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) 2015年10月29日
当時のブログにも書いた記憶がありませんが、それもそのはずでブログを開設する前に手放してしまっていたからだと思われます。確か購入したのがちょうど今から10年前の年末辺りだったかな?完全に衝動買いでした。楽器の衝動買いはアレが最初ですね。そして、多分最後。フィニッシュはブルーで、SHのPU配置だったと思います。現在、サイクロンは生産が中止されているようですね。
ちなみに、この時に入手したシンセはスピサン唯一のライブで弾きました(と言っていいのかどうか)。
『Back to the Future』は『Star Wars』より先に夢中になった映画で、当然今でも大好きな訳だが、ことグッズという事になると何かを買った記憶が殆ど無い。どこかのメーカーがブームに乗って発売した、デロリアンのミニ四駆くらいしか入手していないのではないか。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) 2015年10月22日
それもすぐに飽きていまい、ボディに火を点けて燃やすという暴挙に出た。勿論、1作目のクライマックスシーンを再現しようとしたのだと思う。だが当時から雑で不器用だったので、意図した通りの効果は生み出せず失敗に終わった。その時撮ったジオラマ(?)写真は、実家のどこかに眠っていると思う。
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) 2015年10月22日
デロリアンのミニ四駆はアオシマ製だったかな?2と3のモデルもちゃんと発売されています。
3の急場凌ぎでボンネットにゴテゴテと機材が付けられたバージョンを「これをわざわざ買う奴はいないだろう、大体押してくれる機関車がなければまともに自走も出来ないわけだし。大体タイヤじゃなくて線路用の車輪じゃねぇか」と、当時からオタク丸出しのツッコミを心の中で入れていました。
今度帰省したら、写真を探してみようと思います。公開はしないと思いますが…。
生頼範義さん死去 「スター・ウォーズ」や「ゴジラ」「信長の野望」などのイラスト手掛ける - BIGLOBEニュース https://t.co/gLPgmM8QPh
— ミカ・ラウド (@MicaLaud) 2015年10月31日
本人はSWにさほど思い入れはなく、ゴジラやエイリアンの仕事の方が好きだったそう。その影響は計り知れない。合掌。
SWの中でも名作の誉れ高いEP5ですが、そのワールドポスターを手がけた生頼氏が亡くなりました。背景に悪役を大きく書き、主人公たちが中央に集まる独特の構図は、後の映画ポスターのセオリーとなるほどの多大な影響を与えました。今から11年前(EP3公開前年)のインタビューで、こう語っておられます。
あれは遠近法を逆にしたんですよ。普通、手前にあるものは大きくて、その先にいくにしたがって小さくなっていきます。でも後ろのものを大きくすることによって、手前に小さく描いたものがグイグイと押してくる感じになり、強い印象を与えるんです。
中学生の頃、映画好きの友人に頼んで取り寄せてもらったのは、氏が描いたEP5とEP6のパンフレットでした。当然ながら、SW好きとしては当然ながら強烈に記憶に残っている絵です。
スター・ウォーズを描いたあとにはいろいろな残務整理がありまして。関連したさまざまな雑誌や本の口絵などを描きましたね。でもそういった時期が過ぎれば、それで終わりなんです。ファンの方はスター・ウォーズの世界にのめり込んでいくんでしょうけど。
世界的な評価を受けた一連のSW関連ワークスでしたが、氏にとっては数ある仕事の一つでしかなかったようです(奇しくも、旧三部作のノベライズを担当した野田昌宏氏も同様のスタンス)。「のめり込んでい」ったファンの一人としては少々さびしくもありますが、これからもあの印象的なポスターは後世へと語り継がれていくでしょう。
注:引用、共に『スターウォーズ・レジェンド』河原一久・著(2004年・扶桑社)より。