(Revenge of the) United Minds

Talkin' 'bout Music, Football(JEF United Chiba) and More.

Twitter and the Monkey Man Spring & Summer 2020

 今年は何とか更新するためのトピックを捻りだす事が出来ているので、すっかりツイッターまとめ記事の事を忘れていました。そろそろネタ切れになってきたので、今月・来月と更新予定です。

 ただでさえ減少著しいツイート数ですが、昨年は更にその流れに拍車がかかりました。現在の状況下では公私共にポジティヴな変化が乏しく、楽しい話題を記す事がほぼ出来ない状態です。当然ながらこの情勢について言いたい事は膨大にありますが、ツイッター上でそれを声高にアピールする気もありません。

 近年はツイートに関して二重三重にチェックをし、リスクを回避した末に呟くようにしていますが、そもそもそんな事が必要にならないほど話題に乏しいのが現状です。こうなると極々パーソナルな事しか呟く材料がないのですが、いたずらにプライバシーに触れる部分を公開する気にもなれず、結果としてツイート数が減るのは避けようがない事態でした。

 最初の緊急事態宣言発令から、気温が上がっても全く減らない感染者数を目の当たりにしたこの時期は、取り上げるようなツイートが殆ど存在しませんでした。これはこれで、時代を克明に記録しているのかもしれませんが。

 

 新しい生活様式。昨年のウイルス禍から盛んに唱えられるようになったキーワードですが、私にとっては自転車利用の復活がその最たるものかもしれません。

 「次に故障したらタイヤ交換だね」 と行き付けのサイクルショップに宣告されていた自転車がパンクしたのが、震災の前年。以降、「健康のため」と自分に言い聞かせ、徒歩をメインの移動手段としてきました。

 しかし電車の危険性が叫ばれていた当時、さすがにプライベートな時間以外で徒歩にこだわり続けるのはあまりにも無謀、かつ時間の浪費である。そう感じた私は手頃な価格のレンタル自転車の存在を知り、10年の月日を経て再びサイクラーへと戻りました。

 以前は近隣への移動手段としか認識しておらず、「遠距離移動は電車」という固定観念に囚われていました。しかしよく考えれば、高校時代はかなりの長距離を通学路としていた事に比べれば、狭い23区内など近所の庭のようなものです。この価値観の変化は、徒歩移動により区を跨いで数駅以上を移動していた経験が大いに役立っていると思われます。

 勿論、千葉県北東部の農村地帯と違い、交通量と信号の多さには閉口しますし、マナー違反のサイクラー(その殆どは某宅配サービスの配達員)にも辟易しますが、雨さえ降らなければかなり快適な移動手段です。何より、知的好奇心や長距離移動の達成感がある。以下の記事は、自転車なくしては生まれませんでした。

micalaud.hatenablog.com

micalaud.hatenablog.com

micalaud.hatenablog.com

 加えて、徒歩よりも遥かに体に好ましい変化を及ぼしている事も付記しておきます。

 

  ゴーゴーカレー1号店は、オープン時から知っており、今でも入る事があります。この街で15年前から変わらずに店舗が残っているのは、本当に希少と言えるでしょう。ちなみにツイート中にあるうどん店のトッピング話は、私と音楽の元相棒(ジョニー馬論)の間では今でも語り継がれるエピソードです。

 入れ替わりの激しい街、秋葉原。今は入れ替わりではなく、次々に店舗が撤退し、そのままテナントが入らないという事が常態化しています。その原因は、わざわざ書くまでもありませんね。

f:id:micalaud:20210813123328j:plain

 ゴーゴーカレー秋葉原1号店の2軒隣のビルも、今やこの有様です。秋葉原駅前のビルの幾つかががらんどうになっている事より、少なくとも私の上京時から存在していたここの店が消えた事の方が個人的には衝撃でした。

 

 以前から事あるごとに「マンチェスター連合」というThe Beatles本の記述を取り上げているので、そろそろ該当ページを引用してみたいと思います。

f:id:micalaud:20210813124011j:plain

 この記述を直訳するとManchester United FC (Football Club) ではなくManchester United SC (Soccer Club)となりますが、当時の(と言うより未だに根強い)日本人の認識からすればFootballはほぼ間違いなくAmerican Footballを指すものであり、訳者としては当然の配慮だったかと思われます。

 おまけとして、以前(もう12年も前…)ブログで同じくこの本を取り上げた際、印象に残っていたジョンの未発表曲の記述も。

blog.goo.ne.jp

f:id:micalaud:20210813124426j:plain

 この「Lullaby for a Lazy Day」は、The Beatles幻のアルバムとされた『Hot As Sun』の収録曲(単なるブート音源を集めたフェイク・アルバム)らしいですね。

www.discogs.com

 ビートルマニアには基礎知識に近い程の有名なブートらしいですが、私はこのニュースに関連付けてツイッターで語られているのを目にするまで知りませんでした。

internet.watch.impress.co.jp

 このVIPの"幻のアルバム“騒動も当然リアルタイムでは知らず、該当の“公式サイト”を見た時点では既に「釣りですた」の文言と共に某萌えバンドアニメ風の絵柄で描かれた4人のイラストが掲載されており、「何だかんだで皆こういうのが好きだよなー」と思った程度でした(現在はその釣り宣言ページも消去済み)。そもそもThe Beatlesの新譜という触れ込みなのに、(未発表曲を集めたという設定とはいえ)ジョージの曲が1曲しか入っていないというのは設定として不完全なのでは? という気持ちがあまりにも強くて…。

 上記Discogsのリンクも、作者が明らかになっていない曲が多く、いまいちジョークに乗り切る事が出来ません。やるならきっちりディテールも詰めてもらわないと、オタク気質の人間としては気持ち良く騙されるのも難しい。


 昨年から今年にかけてやけに楽器関連のツイートが多かったのは、一番無難で当たり障りのない話題である事と、自室・実家共に楽器の整理をした事が理由です。突然マサ・イトーの洗礼を受け、毎日バリバリと速弾きの練習を始めたわけではありません。

 ツイート通り、初めてレスポールに弦を張り、Bossのターボディストーションとコンプレッション・サスティナーを通して弾いてみましたが、音が良いのかどうかは何とも判断出来ず。それよりも、トグルスイッチの接触不良のせいで音が途切れるのが気になってしまい、それどころではないというのが悲しい。ダイソーの激安ハンダゴテを購入して修理してみようかな…。